こんにちは 王様です。

 

前のブログで、データが示す、生存期間を短くする要素の2つをあげた。

それは、「発症時からの首下がり」、「肩の力がなくなる」。

これらが、生存期間に影響するのは、神経が集まる場所が関連している。

 

ALSの生存期間に、大きく影響する2つの要因、「呼吸不全」と「摂食嚥下障害」。

そして、上記に挙げた「首下がり」と「肩の力の低下」、それら4つに関連する筋肉の神経は、同じような場所に集まっている。

つまり、その集まっている部位に不具合があると、4つの障害が起こることが予想される。

 

詳しく言うと、筋疾患のALS、身体を動かす神経に不具合が起こり、筋肉が動かなくなる。

身体を動かす仕組みは、「脳ー脊髄ー神経」と繋がっている。

この中で、「神経ー脊髄」の繋がりが集まっている部位が、「髄節」。

上の4つの筋肉の神経の髄節が、重なっていたり近い場所にあるので、4つの障害が、同じ様に起きる。

 

つまり、ある場所周辺の神経の不具合により、呼吸する筋肉の主力「横隔膜」(名前は膜だが、大きな筋肉だ)、口や舌を動かす「球筋」、首を支える「頸部屈筋群」、肩周辺の「上肢筋群」の4つの筋肉に、同じように不具合が出てくる。

 

データが示していることを、そのまま信じるのではなく、何故示すのかの理由を考えることが、重要である。

このことは、データを解析した下記の論文でも触れている。

 

 

 

くまりんは、これら4つの筋力が低下しており、機能低下がある。

でも、下肢などは、多少の筋力があり、力強い補助を受け、頑張れば、立位をとれる。

下肢の髄節は、上の「髄節」と異なり、まだ不具合の度合いが小さいからとも、考えられる。

 

この話は、もう少し続きます。

次回も、関連ブログを書かせてください。

 

さて、くま家が上京しホテル滞在中。

くまりんのお世話を手伝ってくれたお友達。

なんと、王様の食事も心配してくれます。

遠くから見守ってくれている、くま家のことを想ってくれる人がいる、助けが必要な時は、手を差し伸べてくれる、そんな人がいてくれることが、とても大きな力になります。

ホテルの部屋に来た時の手土産、崎陽軒のシウマイ。

長男「ひるとん君が、自慢げに持ちます。

 

特製シュウマイ。

美味しいだけでなく、今や、特製シュウマイだけに入っている「ひょうちゃん」。

箱の上部に映っている陶器製のしょうゆ入れ、ノスタルジックな可愛さ。

普通のシュウマイには、プラ製のしょうゆ入れです。