武蔵野タワーズゆかり眼科

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医療法人社団Luce三鷹 武蔵野タワーズゆかり眼科のブログです。
患者様からよく頂く質問や、眼に関する豆知識・最新情報などを記事にしていきます。

日々進歩している白内障手術

その中でも、ここ十数年で"多焦点眼内レンズ"の進歩により、術後の生活スタイルの幅は一段と広がりました。

 

ただし、全ての人に多焦点眼内レンズが合っているかと言われると、答えは「ノー」です。

 

今回の記事では、どんな方が多焦点眼内レンズに向いているのか、向いていないのかを解説していきます。

 

 

①眼鏡をなるべくかけたくない

まず初めに眼鏡との関わり方を考えます。

これは、多焦点眼内レンズで見える景色よりも、

"単焦点レンズ+見たい距離に必要であれば眼鏡"の方が、"見え方の質"が高いためです。

 

多焦点眼内レンズの最大のメリット「眼鏡をかけなくても遠くから手元まで見える」というところにあります。

そのため、元々若い頃から眼鏡をかけるのが嫌じゃないという方には、単焦点レンズで合わせる方がコントラストの点ではメリットになると言えます。

ただし、できるだけかけたくない場合以外にも、かけてもよいので多焦点のデメリットが少ないレンズがよいと言う方に向いているレンズもあります。

 

②手術することで視力が良好に出る眼かどうか

白内障手術をすることで、白内障が原因で見えづらい分には治すことができますが、

それ以外で過去に視力が出ずらいと言われたことがある方は要注意です。

例えば、円錐角膜、重度のドライアイ、緑内障、黄斑変性症 等の既往がある方は、術後の見え方にどのぐらい影響を及ぼすかを考慮して選択する必要があります。

状態次第では適応外と判断されます。

 

③神経質な方には向いていない

一般的には多焦点眼内レンズは神経質な方には向いていないと言われています。

理由としては、完璧なレンズは存在しないため、何かしらのトレードオフが発生しますが、

 

・手術して実際に入れてみないと実感することができない

・安易に手術をやり直すことができない(リスクが高い)

・見え方に順応出来るまで時間がかかる可能性がある

 

という理由から、術前や術後にレンズの性能を発揮する前に不安になりやすい可能性が高いからです。

 

完璧なレンズは存在しないことを5段階評価で表した図

 

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