技術士2次試験では、自分が専門とする分野をふまえて解答します。
自分の専門とする分野は・・・・・・ 産業機械とITなのですが、ずっと上手に表現できないでいました。再度、答案を意識して整理してみます。
ITを言えば、インターネット X デジタル
産業機械に適応で解決するべき課題(技術士試験での課題は、取り組むべき案件、解決するべき案件です。)は、「時間」と「場所」の制約を突破すること。
もうひとつ考慮することは、熟練者に「いろんなこと」を依存していることです。
いろんなこと=業務負荷、知識、経験、判断があります。
熟練者依存が、時間と場所を制約していると思います。
例えば、
①部品交換のタイミングは、熟練者の経験に依存
②次業務の指示のタイミングは、熟練者の業務負荷に依存
③OJTの場所は、熟練者の作業場所に依存
④業務(生産や設計)の計画は、熟練者の経験に依存
⑤トラブル対応時の状況確認は、熟練者の業務負荷に依存
⑥トラブル対応は、熟練者の判断に依存
⑦トラブル対応の計画は、熟練者の知識に依存
など
熟練者がいないと、現場では時間ロスが発生して非効率になるということです。
技術者としての取り組みは、「熟練者依存を軽減する」ための下の課題を実現することです。
①ナレッジ・データベース化
②作業手順を動的・視覚的に伝える映像手順書
③熟練技術者の手元作業を伝えるAR/VR導入
④AI活用による生産計画の自動化/状態監視保全する時期判定の自動化
⑤モバイル端末を活用し遠隔からの状態監視で判断・指示する。
⑥仮想空間のデジタルツインで状態の再現と検討実施
これらの課題解決で、
①人材配置の最適化で人材不足を解消!
②堅牢な生産体制の構築!
③事業の持続可能性確保!
④休日のサポート体制の強化!
などが望めます。
ということをもう少し整理して試験の準備していきたいと思います。