サプライチェーンマネジメント(SCM)の目標は、「供給連鎖の管理」と思っていましたが、これは手段で、目標は「キャッシュフローマネジメント実現」がだったんですね。
そうすると、説明でSCMを使うときは、「資金の観点」にした方がよいのかなぁ?
JIS Z 8141 : 2001 から 抜粋
サプライチェーンマネジメント (SCM)
資材供給から生産,流通,販売に至る物又はサービスの供給連鎖をネットワークで結び,販売情報,需要情報などを部門間又は企業間でリアルタイムに共有することによって,経営業務全体のスピード及び効率を高めながら顧客満足を実現する経営コンセプト。
備考 SCMの目標は,キャッシュフローマネジメントを実現するとともに,最新の情報技術及び制約理論,APSというサプライチェーン計画などの管理技術に基づき,市場の変化に対してサプライチェーン全体を俊敏に対応させ,ダイナミックな環境のもとで部門間や企業間における業務の全体最適化を図ることである。
ちなみに
APS(Advanced Planning and Scheduling):
工程負荷,資材調達などの制約を考慮し,その中で最適化された生産スケジュールを立案する,生産計画の考え方及びそのシステム。