ちょっと前なんですが、ゆかりちゃまは落ち着かない日々を送っていました。
と、言うのも、実家が管理している空き家の倉庫内(100人乗っても大丈夫なアレ)に野良猫が子供を産んだみたいで、両親からヘルプを受けたのです。
5匹生んでいたらしく、そのうち2匹はすでに亡くなっていたそうです。
親猫はどうやって育てていたのか不明ですが、子猫たちは最初から蓋のしてある段ボールの中にいたそうです。
温かい場所を探して子育てしていたのかな・・・親猫の深い愛に心が揺さぶられる。
親猫が可愛そうと思ったけれど、この日は肌寒い事もあり、このままだと子猫が死んでしまうと思い、悩んだけど保護しました。
それなりに育っているみたいで、目も開いてます。
でも、寒かったみたいで、3匹、体を寄せ合ってじっとしている・・。
犬も大人になってから初めて触れたのに、ましてや子猫なんて・・・何も分からないから、いつもお世話になっている保護団体の代表様に電話して、指導を仰ぎとりあえず授乳をして、面倒を見ました。
凄く小さくて可愛い・・・寒かったね・・・暖かい部屋に入って少しは落ち着いたかな。
保護したのが夜の10時を回っていたので、子猫用ミルクなどを売っているお店が全部締まっていて、路頭に迷ったけど・・・なんと、近所に夜中の3時まで開店しているドンキ・ホーテを発見!
ありがとう!ドンキ!さすが●ン〇ーの聖地!夜中でも安心♡
代表さんに教えていただいた話だと、授乳は3時間おきにしなくてはいけないと・・・まじか。
哺乳瓶では口にしてくれない・・・困った、シリンジがあるといいとも聞いていたが・・・とこれまた途方に暮れていたのですが、たまたまゆかりちゃまが化粧品の詰め替え用に買っていた注射器があって、それを使って授乳出来ました。
子猫も個性があって、上手に飲める子、ミルクに興味がない子などいましたが、子猫授乳のユーチューブを参考に見ると、結構強引に与えているので、ゆかりちゃまも小さな事はあまり気にしないよう、少しでも口に含めれば栄養になるのでと、ガンガン与えてみました。
そのうち、どの子もミルクの美味しさに気が付いたみたいで、積極的に飲むようになってきました。
どの子も200gくらいと本当に小さい・・・みゃあみゃあ小さな声がかわいい。
・・・しかしながら、問題はまだあって、子猫の登場にテンパったビクちゃんのギャン吠えです。
「おい、われぃい、どこのもんじゃ!」と猫を触るたびに狂ったように吠えて威嚇するから、ゆっくり落ち着いて授乳が出来ないし、真夜中に吠えると近所迷惑になっちゃう。
こんな怒り狂うビクちゃん、あんまり見た事がないから、気に入らないんだろうね・・。
このままでは、ビクちゃんも相当ストレスになるし、子猫もこんな状態ではこれ以上我が家には置いておけない・・。
「早まったことをしてしまったのはないか・・・」と、一晩中悩みながら子猫のお世話をしたゆかりちゃま。
子猫の為にも、ビクちゃんの為にも翌日は一旦ビクちゃんを預けて、子猫のお世話に集中することにしました。
でも、本当に子猫は可愛い・・・でも、突然いなくなった子猫たちを今頃、親猫は必死で探しているんだろうな・・・いろいろ気持ちが交錯して複雑な思いが絡みつきながら、正解は分からないままでしたが、とりあえず子猫は里親探しをしなくては!と、なりました。
ゆかりちゃまの奮闘は続くのだ!