アッサラーム・アライコム!

今日は、市が募集していたモスク見学ツアーに参加してきました。

 

 

岐阜大学の近くの田んぼの真ん中に岐阜モスクがあります。

 

あまりに意外すぎる場所にちょっとびっくりですが、白亜の綺麗なモスクです。

建築様式も完全にモスク、小さいですが尖塔もあります。

 

異なる宗教の場にお邪魔するときは、尊敬の念を忘れずに、キチンと戒律を守るのがルール。

スカーフで髪を隠して、肌が露出しない服装でお邪魔しました。

 

 

2008年、岐阜モスクが出来た時にはちょっと話題になりましたね~。

 

イスラム教徒留学生が多い岐阜大学の近くに出来たんだよね。

今では学生だけじゃなく、この地域に住むイスラム教徒の心の拠り所になっていますね。

 

 

入口は男性と女性と違います。

 

丸型扉が異国感~ここだけ別世界ですね。

 

 

中はタイルがふんだんに使われた装飾が施され、素敵です。

 

祈りの場に漂う、凛とした空気が流れていました。

 

 

タイルの装飾は様々ありました。

 

これはトルコのものっぽいね・・・本場から持ってきたのかな?

 

 

アラビア書道がモチーフになったタイルの装飾もありました。

 

 

各国のクルアーンもあります。

 

なんたって、世界の人口の4分の1はイスラム教徒。

仏教徒の方が世界的にはよっぽどマイノリティなのです。

 

 

こちらはイスラム文化コーナー。

 

イスラム各国の調度品が飾ってあります・・・このサウジアラビアの真鍮製のコーヒーポット・・・ウチに3つもあるぞ。

さすが、無いものはない!

 

 

こちらは男性用の沐浴のお部屋。

ここでお祈りの前に体を清めます。

 

お祈り前の沐浴は大切な行為なのです。

 

 

こちらが礼拝堂です。ここは男性が使用します。

大きなシャンデリアが豪華です。

 

このモスクは祈りの場であると同時に、異国で暮らすイスラム教徒の大切なコミュニティの場でもあります。

1時間ほど、座学でイスラム教について教えていただきました。

今まで分からない事の方が多かったので、実際にイスラム教徒の方に教えていただく事で、心の部分に触れられたような気がしました。

 

 

天井もドーム型で高いですね~~思わず360度見渡してしまいます。

 

 

日本から見たメッカの方角は南西の方角かな?

 

丁寧にお祈りの仕方を教えていただきました。

祈りの姿はとても神聖なもので、純粋なものなんだなと思いました。

 

 

礼拝堂の壁には大きなアザーン時計が飾ってありました。

1日5回の礼拝のお時間と、金曜礼拝の時間が書いてあるそうです。

 

アザーン時計が大好きなゆかりちゃまは、大きなアザーンが見られて感動~。

 

 

その後は、ハラルランチが振舞われました。

日本でイスラム教徒の方はハラルを手に入れるのに大変苦労をされているそうです。

異教徒国に暮らすのは大変な事なんだよね。

 

この日のメニューはビリヤニと、チキンのカレー、チキンのココナッツ煮込み、デザートはデーツです。

 

 

食事はもちろん、男性と女性は別の部屋でいただきます。

 

イスラム教は女性を迫害してるんじゃないかなと思っていましたが、男女別なのは、逆に女性を大切にしているからと教えていただきました。

確かに、変な虫もつかないからいいかも!

 

 

と、短い時間でしたが、たっぷりイスラム文化に触れられて素晴らしい経験が出来ました。

最後はお世話になったムスリマの方とお写真を撮らせていただきました。

 

ここでは様々な講座も行われているみたいなので、個人的に参加してみたいな~と思いました。