さて、ウラジオストクでございますが、続いてはクラースヌイ・ヴィムペル軍艦に向かいます。
軍艦は港に係留された状態になっていますので、とりあえず海の方に向かいます。
向かうといっても、C56潜水艦のすぐ近く。道路と、この線路を越えたら到着です。
この線路はかつて、路面電車が走っていたそうです。
100年の歴史があるウラジオストクの市電も廃止が進み、今では1路線のみの運行になってしまいました。
しかし、さすがロシア、市電なのに線路の幅がでかい!
さて、線路を超えた海岸にいきなり登場するのが、この銅像。
ノーベル文学賞を受賞した、ロシア人作家のソルジェニーツインの銅像です。
ソ連時代、ソ連から追放され、西側に亡命していたソルジェニーツイン、ソ連が崩壊し、祖国に戻ってきた場所がこのウラジオストクだったそうです。
ソ連時代にはひた隠しにされていたウラジオストクの軍港も、今は博物館などになり、観光客も訪れ、世の中がすっかり変わりました。
自由を手に入れて、戻ってこれた祖国の地、彼の目にはウラジオストクはどんな風に見えたんでしょうかね。
なぜ、こんなポーズなのかと思ったんですが、彼のハヤる思いが表されているんでしょうね。
この銅像から、動乱の歴史が感じられる・・・ニュースでしか知らなかった史実の場所にいると実感できますね。
この方、北方4島を日本に返還するべきだと主張されていたそうです。
そんな素晴らしい方だったとも知らず、気軽に手を繋いで写真を撮るゆかりちゃま・・・無知とは恥なのだ・・。
クラースヌイ・ヴィムペル軍艦に到着です。
ソ連太平洋艦隊初の軍艦だそうで、1900年代の船だそうです。
軍艦に渡る橋のキリル文字が可愛らしいです。
ソ連海軍旗がハタハタしています。
ソ連時代にひた隠しにしていた軍艦でしたが、今や大切な観光資源に。
もちろん、入館料は掛かります。
そんなに高くないです。ロシアの物価は日本より安いので助かりますね。
ガチの大砲もあります。
かなりの威力だったんでしょうね~。
こうして見ると、やっぱり軍艦だよね・・・観光船とは訳が違う、本物の迫力を感じます。
で、この軍艦の近くにはこれまた大きな軍艦みたいな船が係留されていました。
これは、多分、現役の軍艦じゃないかな?
ズームすると、レーダーみたいなものも見えるし、とにかくデカイ・・。
ロシア海軍の軍艦なんかな?もう秘密にしないんかな?
軍港はウラジオストク観光のハイライトの1つ。たっぷりと堪能させていただきました。
しかし、今のウラジオストクはのんびりとした素敵な街ですよ。
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