昨年末のお話ですが、テンサン倶楽部毎年恒例行事の、お正月の花餅作りのワークショップを開催しました。


花餅をご存知ない方もいらっしゃると思いますが、豪雪地帯の岐阜県飛騨地方に伝わるものでして、雪が多く花が少ない飛騨地方の人たちが、お餅を花に見立てて、お正月に飾るという、素朴でかつ華やかなお正月飾りの1つです。




まずは近所の100均で材料になるものを買出しです。


飛騨地方で作られている「本物の花餅」は、材料を100均なんかで揃えたりはしませんが、なんたって我々は、見よう見真似なので仕方あるまい・・。。



こちらが買い揃えた材料です。


花餅に飾る、正月的なアイテムや土台になるもの、マストアイテムの木の枝は近所の公園に落ちていた枝です。



そして、早速、餅をつきます。


我が家のパン焼き機は、餅つき機能も付いているので、凄く便利~~もち米とお水を入れてスイッチ。ポン!



しばらくしたら・・・出来ました~~つきたてのお餅です!


美味しそうだから、このまま一気に食べてしまいたい所を断腸の思いで諦めて、加工用にしま~す。


半分にして、一つには食紅でピンク色に色を付け、半分は白いままにしておきます。


これを小さくちぎって枝に付けて行きますよ~。



せっせ、せっせと、皆で楽しく作業します。


昨年も作ったので、少しは上達したかな?と思うんだけど、手にお餅がこびりついたりして、中々難しいね~。


出来ました!素晴らしい作品の数々です。


こうして作品を並べると、華道の発表会みたいで映えますな~~。

それでは、テンサン倶楽部ファンの皆さんに、一人ずつの作品をご紹介しましょう~。


こちらが林景子の作品です。


シンメトリーな感じで可愛らしくまとまりましたね。


こちらは、テンサン倶楽部チルドレンの武田文の作品です。


真ん中の獅子がユーモラスな雰囲気を演出してくれていますね。


こちらは、花餅ワークショップには今年が初参加の小倉理恵の作品です。


中央には金の米俵がどっしり構え、五穀豊穣を感じさせる作品です。


こちらは、わたくしの作品です。


生花の基本形をしっかりと取り入れつつも、前後にも左右にも伸びたように見せた奥行き感ある作品に仕上げてみました。躍動感、半端ないでしょ?

はっきり言って、素晴らしい!自画自賛とはこの事!


しかし、こうして並べると、無駄にめでたい感じが増すのは何故なんだろうか・・・。


因みに、土台になっている木の台はは、100均で売られていたカブトムシのエサ入れです。

100均の品揃えって、本当、無限の可能性があるね~マーベラス!



これで、安心してテンサン倶楽部も2015年を迎えられそうです。


2015年もテンサン倶楽部は様々な活動を通じて皆様に寄り添いたいと思ひますのでよろしくお願いします。