皆様、お久しぶりです。
東北関東大震災・・・被災地から伝わる映像や情報に、さすがの私も言葉を失っています。
沢山の方が被災され、今も大変な苦労を強いられています。
私の住んでいる地域は、いつもと何も変わらず、本当に同じ日本の出来事なんだろうか・・・と、テレビの向こうの現実に唖然とするばかりです。
また、被災地からは距離がある上に、停電の心配のない地域なので、逆に私の周りの人は皆、「何が出来るのだろうか」と模索する日々です。
そんな時に、物欲まみれのブログを書くのはあまりにも不謹慎と、そして、やはり言葉が見つからず、放置してしまいました・・・。
しばらく、ブログの内容に時差があると思いますが、お付き合いくださいね。
さて、今回、地震で壊滅状態になってしまった東北三陸沖辺り・・・私は20代の頃、周遊券で東北を回ったときに、少し立ち寄ったことがあります。
まず、岩手県、釜石市・・・。
釜石には、花巻から釜石線に乗って行きました。
何故、釜石かと言うと、当時の私には、製鉄所やラグビーで釜石の地名が妙に残っていたからだけで、深い理由はなかったのです。
花巻から長い時間、車窓から緑ばかり見たような記憶があります。
そんな深い緑を抜けて到着した釜石は・・・港町と言うか、まだ20代の若い観光客に印象に残るところではなかったので、すぐに折り返してしまいました。
今思えば、もっとゆっくり釜石の町や、港や海を見ればよかったと後悔しています。
そして、宮城県にある、日本三景の一つ、松島。
ここは比較的被害は少なかったようですが、それでも、テレビに映る松島は、私が見た穏やかで、美しい松島の景色とは違っていました。
松島にあの活気が戻る時には、是非、また訪れたいと思います。
それにしても、東北三陸沖辺りは景色はもちろんですが、素晴らしい海産資源がありますよね・・・今回、我が家に何かないかと探したら、被害を受けた石巻市で作られている「伊達の旨塩」がありました。
以前もこのブログでご紹介しましたが、東北物産展で買った「伊達の旨塩」。
名前の通り、ミネラル分がタップリで本当に美味しい・・。
海水を二日間煮詰めて作るんだそうです。
街を一瞬で飲み込んだ海水・・・でも、この塩も同じく、石巻の海水で出来ているのです。
一口、口に入れると・・・ミネラルがタップリで優しい塩辛さを感じます。
あの恐ろしい津波の海水の味はこんなにも優しい味がするのかと驚きます。
我が家でこの塩がなくなった時には、また新しい、この「伊達の旨塩」が買える様に・・・その日が一日も早く訪れるように祈っています。


