「塩田千春展 魂がふるえる」
に
先月
から
いつ行こう
いつ行けるかな
と
スケジュール帳
と
にらめっこしていました
が
やっと
今日
行ってきました
まず
最初のお部屋に入って
息を飲みました
「これだ」
「不確かな旅」
赤い糸で埋め尽くされた空間
「まずはこの作品から迎えてくれたのか」
もう
一瞬にして感動に包まれる
そして
次の瞬間
「これ、建て込みにどれくらいかかったんだろう」
と
元制作者魂がむくむくと
湧き上がってきました
これは凄すぎる
ただ
絵を飾るんじゃなくて
ここで
また
糸を紡ぐのだ
もう
知りたくて
その欲求に知らないフリ出来なくて
思わず
職員の方に聞いていしまいました
「この部屋で約10日かかりました」
とのお答え
そうでしょう
そうでしょう
これは相当大変
そして
職員の人が見えない死角で
ちょっと
糸を触ってみました
(スミマセン)
柔らかい
普通の毛糸だ
塩田千春さん曰く
「黒は広大に広がる深い宇宙を
赤は人と人をつなぐ赤い糸
または血液の色を表す」
黒い糸
「静けさの中で」
そして
「時空の反射」
うーん
写メでは
実際の糸の存在
が
うまく
伝わらないですね
残念
です
あの
なんとも表現しづらい
存在感
が
お伝えできなくて
すみません
そこのところ
は
ご勘弁頂き
作品のお話
赤と黒
の
糸
人と人をつなぐのは赤い糸
と
しながら
「見えない距離」
という
絵画
では
黒い糸で表現されている
これはどうしてなんだろう
と思いながら
すごく
「そうなんだろうな」
と
納得している自分がいました
もうひとつ
心に残った作品
「外在化された身体」
2017年
塩田さんは癌の再発、闘病された時
魂が置き去りにされた
と
感じられたそうです
「心と身体がバラバラになっていく
どうにもならない感情を止められなくて
自分の身体をバラバラに並べて心と会話する」
私も闘病中
どうにもならない
自分でどうしようもない
気持ち
それでも
生きているのだな
と
思った
あの気持ち
あの時
それでも
魂はあるのだなと思った
塩田さんもそうなのかしら
そういうことなのかしら
そして
一番
好きだったの
が
これ
「集積 目的地を求めて」