好きなことで生きていく覚悟はあるのか？

世界的に成功している現代アートの作家を見ていると、その情熱に驚かされます。

自分の心に従って、自分が一番必要だ！価値がある！と思う作品を作り上げます。

現代アート作家は世の中の人が気づいていない価値観を創造しなくてはいけません。

つまり、一番最初に作品を作った時には誰もその価値を理解してくれる保証はないのです。

認められないかも。
理解されないかも。
誤解されるかも。
批判されるかも。
世間的に抹殺されるかも。

そういうリスクを100％自分で請け負って、作品をつくります。

自分が好きなことをして生きていく、ということは、自分ですべての責任を負うということです。

しかし、周りを見渡すと「好きなことをして生きていきたい！」という人が、そこまで覚悟があるようには見えません。

どちらかというと、

私が好きなことをすれば
きっと認められる！
きっと理解される！
きっと評価される！

と無邪気に甘く思っている。
いったいその思い込みはどこから来ているんでしょうね。

だから、認められたり、評価される「保証」がないと一歩も動けないし、

すこし、批判されればすぐに諦める。

アート作家は自分の好きな物を作れて幸せね～♪

なんて、思うのはほんと世間知らずだなと思いますね。

誰にも理解されない、評価されないかもという恐怖に打ち勝って作品を作り続ける現代アート作家のマインドはビジネスにも通じます。

自分の好きなことで生きたい！といいながら誰かのマネや何かの資格のお墨付きの元ビジネスをするのって、どうなんでしょう？

一見楽そうで、リスクがなさそうですが、
本当のリスクに気づいていないだけですね。

だから、私は○○認定の○○講師なんてやるつもりないですし、

人をプロデュースするときも認定講師の人をプロデュースするなんてことはありえません。

本当に好きなことで生きていきたい！
と思う人は
もっとアートやアーティストのことを知れば、どうすればいいかよくわかりますよ。

ただ、自分勝手な解釈で理解しないようにお気をつけて。

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