やれやれ、終わったぁ!

桜が開花しました。

私の心にも春が来ました!!

たいへんだった夜勤ヘルパー(あえて呼び捨て)が
事業所を3月末でやめました。

ミラクルなヘルパーだったのでMヘルパーとかきます。

最低限の仕事はできました。
文字盤もすらすら読めました。

でも、でも
コミニューケーション力が極めて低い人でした。

ため語、吐き捨てるような話し方で(けんかを売る言い方です)
単語ですませます。
「吸引しますね。」ではなく「吸引!」です。

挨拶をしません。
かろうじて「こんばんわ。」と「帰ります」は言いました。
でも顔を見て言いません。

ミスしても謝りません。

物を大切にしません。
始めの頃は、足で扇風機を消しました。
それは注意するとさすがに辞めましたが。

利用者とその家族に思いやりがありません。
というか、関心がありません。
夫が胃がんになっても、退院しても何も言いませでした。 

次回休むことも言いません。
サ責から聞いて知ります。
退職することも本人から話しませんでした。

世間話をしても「あっ、そう!」だけです。
それ以後、私はパソコンに逃げるようにしました。
私がブログを載せる日はMヘルパーが来ている日でした。

Mヘルパーが来る2日間は夫が仕事でいません。
会話のない重苦しい中、朝まで一緒です。


息子が仕事帰りに2日間のうち1日、21時頃まで
覗きに来てくれました。

夏になるとエアコンだけでは暑いと言い(ごねた!)
簡易クーラーを買いました。
それを使ったのはMヘルパーだけでした。

毎回、Mヘルパーが来る前は神様に祈りました。
朝を無事に迎えられますように。
私がけんかを買わないように、お守りくださいと。

なぜ断らなかったのか?疑問に思う人もいるでしょう。

代わりのヘルパーさんがみつかりませんでした。
夫が仕事なので、Mヘルパーはひとりでもケアが
できましたのでずっと我慢してきました。

でも、
昨年12月の半ば
いつも以上に言動が荒かったので
「優しくして」と文字盤で伝えると
逆切れされてしまいました。
同じ事業所から日勤にきているサ責に伝えました。
「Mヘルパーは私の言うことも聞きません。
社長はヘルパーに辞められたら困るので
きつく注意をしないんです。」


その夜初めて神様に祈りました。
「もう無理です。耐えれません。
夫の手術が終わったら、きれいな形でお別れをさせてください。」

毎日、祈り続けました。

そしたら1月半ば、
Mヘルパーが3月末で事業所を辞めると
社長から連絡が入りました。

嬉しかった!
神様に感謝しました。

夫はいつ手術になるかわからないので
1月から仕事を休みました。

夫はMヘルパーのケアを見て私に言いました。
「こんなにひどい、冷たいケアに
よく耐えていてくれたんやなぁ。すまんかったなぁ。」



そして最後の日、予想はしていましたが
最後の挨拶なしでいつものように帰って行きました。


1年10カ月よく我慢できました。
神様、私を守りお支えくださり感謝します。