食文化概論① | 園原ゆかりオフィシャルブログ 「YUKARI SONOHARA」 powered by アメブロ

食文化概論①

毎日が命からがら、

睡魔との戦いに明け暮れている園原です。

寝ても寝ても眠い、

3月までは毎晩の外交で女子会やらグルメ会に出かけていましたが

今はお出かけがしんどいw

宿題あり、調理実習をまとめるレシピノート制作(提出ある)、小テスト。。

授業が4時半に終わっても、疲労回復する間もなく

あっという間に次の日が来るイメージです。

(年齢に負けず頑張るぞあせる

 

さて明日は「食文化概論」のテストなので

復習をかねてブログでご紹介したいと思います。

 

今、学んでいるのは

日本の食文化(食文化史)について。

 

縄文時代には狩猟、漁猟、最終が中心で

獣の肉、魚、木の実など食料採集を主体とする食生活だった日本人。

縄文土器の使用で高度な調理操作が行われていました。

もうクッキーやパン状のものの痕跡が発見されています。

 

弥生時代には稲作が広がり、米のほかにも

麦や粟、ひえ、きびなどの雑穀の農耕も行われました。

 

古墳時代になると、甑による強飯(米を蒸したもの)が登場、

精米についての初の記述があります。

 

飛鳥時代、国家が出現し原始社会から脱皮した日本。

仏教伝来により肉食禁忌の流れで

天武天皇によって肉食禁止令(1872年)が出されました。

 

奈良時代、上流階級の間のみ牛乳や

遣唐使によって唐菓子、

唐層鑑真の来日で砂糖がもたらされました。

これらはまだまだ庶民には縁のないものでした。

 

平安時代にできた大響料理は鎌倉、室町時代まで続くこととなり

自分用の調味料が向いとの間のおかずの間に並び、

自分で調合し味わうものでした。

このころの飯は強飯中心で、

(乾燥飯で水などで復元して食べる)は保存食として発展しました。

 

鎌倉時代は一汁一菜、朝夕二食の食生活でした。

道元が南宋より精進料理をもたらします。

 

室町時代には上流階級は本膳料理を食べていました。

また味噌汁を飲む習慣ができたのもこの頃だそうです。

 

戦国時代にパンや南蛮菓子がポルトガル船により来日し

安土桃山時代には、一日三食に移行しました。

醤油や味噌が普及、水を加えて炊飯する姫飯に変わりました。

また千利休によって茶道が完成、

濃い抹茶に合わせて軽く提供される会席料理(後の懐石料理)が考え出されました。

 

江戸時代、略式本膳料理の袱紗料理、

長崎で卓袱料理が成立、

本膳料理が確立されました。この時代は町人の生活も次第贅沢になり初物を楽しむ習慣も生まれましたが、

農民は厳しい年貢(米から金銭に変わる)の取り立てで雑穀中心の食生活でした。

だんだん料理屋文化が展開され、庶民の間でも外食が盛んになります。

一膳飯屋や握り寿司が登場しました。

 

明治時代にはビール製造所が創設されたり、アイスクリンが登場したり

肉食奨励で牛鍋やすき焼きが普及したり

あんぱんやワイン、チョコレート、駅弁など、多岐に渡って西洋文化も取り入れられました。

1908年、池田菊苗がこんぶのうま味成分・グルタミン酸ナトリウムを発見しました。

 

大正時代になると欧米や中国などの料理を和食化しながら取り入れ、

栄養教育も始まりました。

国民全員が一様に食事をとれるようになり

ちゃぶ台を囲んで一家だんらんの時間がもてるようになりました。

 

昭和時代、第二次世界大戦で

「米穀配給統制法」「食糧管理法」公布、配給制でしたが必要量を満たさず餓死者も多数でした。

 

戦後、スーパーマーケットが開店したり

インスタント食材、レトルト、ファミレスなど、豊かで便利な食生活となっています。

 

2013年には「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

そして今、日本の食文化は飽食の時代を迎えています。

「食育」「スローフード」フードマイレージを減らす「地産地消」などの活動が活発化しています。

 

 

以上が日本の食文化の歴史です。

こうして流れを見てみると、お米を中心に、地元生産のお野菜をたくさん食べて

大豆製品(お味噌汁と納豆が定番♪)の私の食事って

あまり現代的じゃないけれど、

今後私たちに課されたテーマ食なのかも?と思えてきましたw

(やっぱり身体に合った食生活が消化や健康につながると信じているので・・DASH!

 

ここまで、面白くない(!?)話にお付き合いくださりありがとうございました。

テスト範囲はまだまだあるので次回に続く・・・

 

大豆製品を使ったレシピ公開中ラブラブ見てねキラキラ

こちら

https://www.marukome.co.jp/recipe/sonohara/