今日は、自閉症啓発の日 なのですね。  

 

高校生の時、映画やドラマ等で、自閉症気味の女の子の役を頂く事が本当に、多くて、

それこそ、ウルトラマンでも、ヒステリックな女の子、シンディナツノツボミでも、無口な女の子タカコを演じさせて頂きました。

 

撮影方法も工夫して頂き、トワイライトシンドロームのミサキを演じさせて頂いた時は、共演者の皆さんと誰とも会わないで一人で過ごし、撮影の瞬間だけ少し出て来て撮影 と言う事を、特撮シリーズの監督でもお馴染みの舞原賢三監督に

 

させて頂く事が出来たりと、 とても、楽しくお芝居をさせて頂く事が出来ました。   

 

そんな私だったのですが、実は、 高校生の後半ウルトラマンやトワイライトシンドロームの辺りで、本当の意味で、役に入り過ぎてしまったのか   本当に、自閉症気味になってしまった事がありました。   お医者さんで、精神安定剤と言われる気持ちが、少し復活するお薬を頂きながら様々なお芝居の撮影

にも臨んで居た事もありました。

 

そんな時、

 

私を救ってくれたのが

 

なんと、  とある漫画     と映画です。

 

『致死量ドーリス』と言う漫画で 作者が思い描いて居る人物になりきり過ぎてしまって、 狂ってしまうと言う主人公の御話でした。   

やり過ぎな主人公を見る事が出来て、

とても、自分を客観的に 

見る事が出来る様になったのかも知れないと思えました。

 

 

怖い作品や、酷い作品は

何処かで、

大変な目に合いそうになって居る

理由のわからない

謎の苦しみから誰かを

抜け出させてくれる

力をくれる事も

ある様な気がしました。

 

映画は、

岩井俊二監督の作品

リリィシュシュのすべて です。

 

 

 

二十歳で遂に、休業を少ししてしまいはしたのですが、

この病気は、性格がとっても良くて、

真面目な良い子がなってしまいやすい症状です。

とお医者さんに、言って頂き 笑

 

わがまま日記 と、良いことあった日記の

二つを書いて、

1週間後、先生に見せて下さい。

 

と言って頂き、書かせて頂いた事がとても大きく

心が復活するきっかけになれた様な気がします。

 

わがままって、実は、

わがままでは無くて、

 

何かの蟠りを見つけられた時の、

解決策を考える為の、問題提起だったのだ

 

と言うことを知る事が出来、

実は、愛情に満ちて居たりするのだな

と思いました。

 

思い詰めて、全部自分のせいにして

自分を責め続けてはいけないのだと

言う事なのですよね。

 

自分が思って居るより、実は、物凄く楽しい世界が

この世には存在するって言う事を

 

その時はまだ 知らない時だったのでは無いかと思いました。

 

その時、元気付けに沢山海や温泉に連れて行ってくれた母にも感謝だったし、

 

当たり前だけど、学校だけが世界では無くて、

携帯電話の中だけが世界なわけでも無くて、

 

とっても広くて、一番幸せな世界って

物凄く近くにある事もあるし

 

新しい出会いの中にある事もあると知る事が出来ました。

 

私は軽度だったので、軽度の方にしか参考にならない

かも知れないのですが、

 

ずっとこのままよくわからない自分のまま

毎日を過ごして行くだけなのかなと

思って居たら

 

まさか、抜け出す事が 出来たのです。

 

解決策って      あるんだ  と。

 

 

そんな時の事を思い出しました。