東海テレビで一緒に番組を作っていた仲間が大阪の指定暴力団に密着したドキュメンタリー映画を撮りました。
「ヤクザと憲法」
取材の取り決めは3つ
1、取材謝礼金は支払わない
2、収録テープ等を事前に見せない
3、モザイクは原則かけない
新聞にも取り上げられる話題作です。
土方監督は、
「キャンプ用のテントをもらった」
という組員に
「本当はそれ、マシンガンが入ってるんですか?」
なんて聞いちゃう。笑
つまり、、
私たちが今までテレビで見てきたヤクザの世界から想像することをちゃんと聞いている。
そこにあるのは、リアルな彼らの姿。
ヤクザとは、
生活とは、
人権とは、
正義とは、、、
人は自分側からしかなかなか物事を見られないけれど、、、
一歩動いたところから見てみると、全く違った見方ができる。
少なくとも、スクリーンには
今まで私たちが見たことのなかったものが
映っている。
そして、考えてもみなかったことをたくさんつきつけられ、気づかされる。
組長の言葉、
新世界のおばちゃんの言葉、
若い衆の言葉、
弁護士の言葉、
いくつもの言葉が
心に突き刺さるように残っています。
すごい映画です。
まっすぐで人懐っこく、それでいてしっかりと物事を見据えることができる方監督だから撮れた作品なのだと思う。
ぜひ見てください!