いつもブログは楽しくあるべき!と思って、そうしたことを中心に書いています。

でも、やっぱりここ数日のコロナで私が感じることはちゃんとお話しして、少しでも共感していただける方にお伝えしておくべきことがあると思い書かせていただきます。

 

イギリスはコロナウィルスによってかなり緊迫した状況が続いています。

中国を超えた死者数になってしまったイタリア、そして昨日は1日で300人越えの死者を出したスペイン。

同じヨーロッパのイギリスでは緊急事態。

 

スーパーからものが消えていく。

そんな様子を見て焦らないわけがありません。

でもやっぱり小さなお子さんがいたり、備蓄すらないご家庭を優先にということを念頭に置いて、買い物をしてきました。

2月に日本に行ったばかりだったので、ある程度のおかずを作る乾物(ひじき、切り干し大根、わかめなど)もあるし、主食になるご飯、パスタ、麺類や調味料類は仕事柄少し余裕を持っていつも持っているので、今回は日頃あまり買わない冷凍の野菜、生鮮食料品を少し買う程度で済みました。

トイレットペーパーも1袋9個はあるので大事に使えば大丈夫。

最悪無くなったらその度にシャワーするつもりでもいいですよね。ってかなり大胆発言ですみません。(苦笑)

 

まだイギリスは高齢者や持病を持たれている方以外はお店に必要なものを買いに行くことを許されていますが、これも時間の問題かも?というようなニュースがありました。

仕事もやむなく休みになったので、スコットランドや湖水地方などに旅行に行ってしまったりと、ちょっと勘違いしている方が結構いたのです。

この緊急事態ですが、同じイギリス国内であっても温度差がかなりあります。

こうした自主隔離っていうのは全員で行わないと効果は半減。

そんなことがあったのでボリス首相も国民が行動を自粛しなければ強制的な方法をとらねばならないであろう。ということを発表しました。事実上の封鎖になりそうです。

どんなに自分の家が好きでも家の中でずっと過ごすというのは気持ちがダウンしたりするのはまぎれもない事実です。

長引けば長引くほど辛いもの。

いつも通りの生活がどれほど大切かということを改めて感じています。

 

我が家はというと、主人は在宅勤務だったので、家でずっと一緒にいることはいつもと何ら変わらないことなのである意味、訓練ができてて良かったとも言えます^^;

 

コロナ予防としては手洗いうがいはもちろんですがスーパーやどこかで並ぶ場合はでも約2メートルぐらい離れてレジを待つというのがイギリスでは今、暗黙のルール。

これは新聞などでも言われていることで感染を防ぐための一つの大事なことだそうです。

 

そして至近距離での接触は控える。

我が家に来てくれる荷物配達の人は玄関のベルを押し、玄関に荷物を置いてかなり離れたところでドアを開くのを待ってくれていて、開けたら荷物の上にある受け取りサインをしてそれを玄関の下に置いてドアを閉めるという徹底ぶり。ペンに触ったら手洗いも忘れずにしています。(もちろんこのスタイルがイギリス全国とは限りませんが・・・)

 

先日コロナにかかった若者がテレビで本当に体力も気力も薄れている中、

「みんな僕の話を聞いてほしい。コロナを甘く見てはいけない。」と訴えていたビデオが放映されていました。

高齢な方が亡くなられるケースが多いという認識を持っている若い子たちはどこか他人事。

でも遊び盛りであろうこの青年のビデオを見て私、本当に恐怖を感じました。

 

なかなか今までの現実の世界からこのあり得ない状況を本気で考え行動することって難しい。

先週ぐらいまではパブの中を見ると普通にビールを飲んでいる人々もいました。

これで本当に大丈夫なのかな?と思いながら通りすぎていました。

ようやく政府からのお達しでレストランやパブが閉店しています。

 

日本は桜の時期で普段なら最高に幸せな時期。

そんなところに水を差したい気持ちは全くなく、むしろいつものように楽しい記事だけをアップしていたいのですが、自分の感じる危機感を少しでも皆様にわかっていただき、ご自身の生活の中で何かの気づきになれば幸いです。

 

しばらくは家の中で無人島に家族といるような生活になります。

主人に無人島に持っていけるお料理が1つあるとしたら何を持っていきたい?

と聞くと、ローストビーフだそうです。

そんなことで昨日のサンデーローストはビーフに決定。

 

いつもはサーロインの塊肉で作りますが、サーロインの塊肉がやはり姿を消していたので、こちらのトップサイドという牛内モモ部分のお肉です。

しかもスモークしているお肉なんです。

初めて買うのでドキドキでした。

この塊で5ポンド台。リーズナブルな価格です。

 

時間があるので、お料理も探究心がムクムク。

いつもヨークシャープディングを作るときはカップケーキの型を使いますが、この日はル・クルーゼのハートの型に入れてみました。

結果・・・

わ〜〜ん!!膨らむハート🌟

嬉しい🌟

カリフラワーも意外にイギリスのスーパーやお店に残っている野菜。

大好きなので買ってカリフラワーチーズを作りました〜🎵

お肉もとっても短時間で焼き上がりました。

35分ぐらい。

そのあとアルミ箔で包んで余熱で少し調理する感じ。

 

カリフラワーチーズ、茹で野菜はインゲン、パースニップと人参のロースト、ハートのヨークシャープディング、スモークドローストビーフ。

 

 

賞味期限をチェックしながら食材の無駄を出さないように献立を考えてお料理を楽しみたいと思います!

欧米在住の皆様、毎日のお料理も限られた食材なので大変かと思いますが頑張ってくださいね。

 

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