昨日スターくんが本当のお空のStarになりました。

 

 

悲しいことは書かないと誓って始めたブログですが、ずっとずっとスターくんのことを見てくださっていて、スターのこともブログでもっと載せてくださいっておっしゃっていただいたこともあり、皆さんにはきちんとご報告しなければ。と思い書いています。

 

12年と10ヶ月家族として一緒にいてくれた最愛の息子でした。

息子だったのに、いつしかおじさんになり、おじいちゃんになっていったスターくん。

 

6歳の時に腸捻転、そのあと足の指の切断をしたり、喉の気管が閉まる病気になってその手術をしたり、時々ハラハラしながらも、復活して長生きしてくれました。

最後の1年はいつ何があってもおかしくないような状況と獣医さんかた伝えられていましたが、病気が急に悪化することもなく、ボケることもなく、排泄も自力でしていた立派な最後でした、

 

先週の私の誕生日にも笑顔で参加していたし、土曜日の取材の撮影でも来てくださった皆さまと一緒に遊んでいただいたりして普通に過ごしていたんです。

亡くなった日もお昼ご飯も普通に食べていたのですが夕方から様子がおかしくなりましたが、実質大変そうだったのが半日。そう思えば幸せな人生の幕を閉じることができたと思います。

見た目がいつまで子犬みたいだったからおじいちゃんという現実もなかなか受け入れるのが難しくって、でも考えたら老犬です。

 

我が家がゲストが多く、普通のワンコ以上になでなでしてもらえたり、ハグをしてもらったり、遊んでもらったり、たくさんの愛を注いでもらいました。だからこんなに長生きができたのかもしれません。

 

娘のミンちゃんが反抗期の時も、唯一心を開いていたのがスターくん。

私たちにどんなに反抗して口答えをしてもスターにだけはどんな時も優しく接している姿を見ると、この子は本当はいい子なんだって自分を納得させることができました。

ティーンエイジャーで自分の言動や行動とは別に本当の自分の気持ちを打ち明けられたのがスターくん。そんな彼女の成長ぶりも見届けてきっと安心していることでしょう。

なぜならスターはみんちゃんのボーイフレンドが大好き。

いつも2人と1匹は一緒に私が禁止していることを楽しそうにやり遂げるのでした。(笑)

スターくんにはソファーに座っちゃダメという規則があったのに3人で一緒に楽しそうに座ってたりしてその姿を見て怒れなくなる私を見て、スターくんはちょっとばつが悪そうな顔をしていたっけ。

みんちゃんのボーイフレンドも昨日はわざわざオックスフォードから仕事を終えて駆けつけてくれましたが、到着する15分前にスターは旅立ちました。

 

ハリーも自分の進路をしっかり決めて、行動を始めていて、そんな会話もスターはいつも横で聞いてて、いつも迷いがちなハリーが今後のことを決めたことをちゃんとわかっていたはず。

スターがいなくなっちゃったことを電話で伝えたら大泣きをして、いつものハリーではなく、スターと出会った7歳に戻っていた。

 

私たち夫婦も子供たちが巣立ってからの計画も考えて準備も始まりました。

私は今まで通りのイギリス在住ですが日本で会社を設立し、自分の目標も新たに設定したところです。

 

そう。

 

家族がみんなちゃんといい形で次の新しいステージの準備ができたタイミングでスターくんはきっと役目が終わったたと安心して旅立ったと思います。

 

もし自分が一番尊敬する人はだれ?と聞かれたら、人ではないけれどスターくんと答えるでしょう。

穏やかで人懐っこくて、誰にでも愛を分け与えて、おっとりしていて、フェアーで人の心が100%分かるいい子でした。

そんな人になれたらいいなって改めてスターがいなくなった今、彼から教えられたことを振り返っています。

子犬から亡くなるまで、人に優しさを幸せを分け与えながら過ごす彼の一生を通じてたくさん教えてもらいました、

 

いつも私はスターを親指姫のカエルのように、犬の姿をした王子さまなのではない?って何度思ったかというほど人間だった。一生のうちに吠えたのは十回もなかった。だって本当は人間だったんだもんね?って亡骸を抱きしめて最後のお別れをしてきました。

 

涙は枯れることがないけれど、誰かが涙を流すと決まってスターがその涙ぺろっと舐めに来て、慰めてた姿がよみがえります。

スターを安心してStarにしてあげるために明日から涙は終わりにしよう。

家族の歴史にあなたがいたからみんなが幸せになれました。

お母さんは、お料理の世界でSTARになれるように頑張るよ!

だからこれからは心の中にずっと一緒にいて応援してね。

今までありがとう。大好きだよ。

 

今まで僕を大好きでいてくれた皆さん。

そして一緒にリアルに遊んでくれたみんなもありがとう。

僕はとっても幸せだったワン!

 PS 僕は生きている間は吠えたことはあまりなかったけど最後に犬らしくワンワン!