昨日の続きです。

有田焼窯元|金善窯[金善製陶所]様に伺い見学をさせていただいて感動の連続!

最後に敷地内のショップに並びきらない器たちを見て回りながら、一言で有田焼といってもこんなにもテイストが違うのか〜としみじみ思っていたら・・・

 

同行していた井澤社長からミッションが!!!

 

「3つの違ったテイストのテーブルコーディネートをしてください!」

 

こんなお宝の山から探していいの???

と、嬉しい驚きの展開〜〜🌟

 

家にある食器も愛着がありますが、全て新しい中から選んでコーディネートしていいと言われると嬉しすぎて、なんか挙動不審。(笑)

 

今回の旅ではあきちゃんという元気でチャーミングな女子も同行。

彼女はとっても素直に気持ちを表現してくれているので、きっと本音で意見を言ってくれる。(笑)

二人で真剣モードでスタートです!

 

最初にお宝の山でとても心惹かれたのがメタリックが混ざったような風合いの器たち。

黒サビ絞りというシリーズです。

 

陶磁器はいくつもの天然鉱物の原料を用いて出来る商品です。黒サビ絞りは、表面を金属のような風合いに見せるための、鉱物を使用し、1300℃の窯の中で変化を繰り返すことで、時に表面がちぢれたような凸凹感、時に焼き締めの様な黒いつや消し色、また赤サビが見え隠れする様な表情の仕上がりになる様作り上げた商品で、その時の気温の変化などでも左右され窯を開けてみないと表情がわからない一点物の窯変(youhen)商品です。 (金善製陶所様HPより)

 

HPのご紹介文の中にあるように「その時の気温の変化などでも左右され窯を開けてみないと表情がわからない一点物。」

確かに、すべてが微妙に違って見えました。

同じ焼き方で同じ器でも仕上がった風合によって自分の好みってあります。

それを丹念に見ながら選ぶのも器選びの醍醐味です。

 

黄色、赤、青、黒などの色をそれぞれが引き立ててくれるようなバランスにしました。

倉庫には食器がシリーズごとにまとまって置いているわけではなく、お皿やお椀、小鉢などというように用途別に分けられていていたので、あっちこっち歩き回りながらの作業。

 

楽しみながらいい運動!(笑)

ぴったり自分のイメージする器を見つけ出すのがまた楽しい🎵

今回は4人のテーブルコーディネートでした。

数も必ず揃っているといわけではないので、気に入っても1つしかないとか、3つはあるけど1つ足りない。

なんてこともあって(笑)あきちゃんとドキドキワクワクしながら手分けして探しながら(笑)仕上げていきました。

 

こんな楽しいミッションがあるなら、テーブル小物も持ってきたらよかったな〜と思ったのですが、

小物がなくてもバランスよく置くだけでこんなにスタイリッシュなテーブルになってしまうのも、器の持っているパワーなのかもしれません。

 

この器を乗せているテーブルもお庭にあったのですが、この器のテイストにぴったり。

イギリスで人気のインテリア「シャビーシック」というインテリアスタイルがあります。

 

シャビーシックという言葉はイギリスではよく聞きなれた言葉なのですが辞書で引くと
Shabbyとはみすぼらしい、chicは上品さ、あか抜けたなどの意味があるので、それをあわせた感じです。
まとめてみると

 

「使い古された、でもエレガントで品がある」

 

といいうようなテイストです。

 

もちろんこちらの食器は紛れもなく新品ですが、シャビーシックなテーブルとのコラボレーションで日本風シャビーシックな空間が生まれていました。

 

 

↓本体の色合いは雰囲気のあるグレー。

色合いがシックで、持ち手は美しい金色。

この絶妙なコーディネーションも日本はもちろんですが海外でもすごく魅力的に映ると思うのでした。

この形もとてもバランスが良くて、丸くなりすぎず程よく柔らかいフォルム。

丸すぎてコロンとしすぎてかわいいテイストになりすぎるのでわたし的にはこんな形が好きです。

なんてスタイリッシュなこのレンゲ。

涙型の斬新なデザイン。

この中に一口サイズのおつまみを盛り付けて飾ったらどんなに素敵でしょう〜🎵

そんなこんなで楽しくコーディネートができました〜〜!

金ヶ江ご夫妻が見守ってくださる中、スタッフみんなで撮影会です^^

こんな一コマも素敵な思い出の一つ。

まずは無事にSTYLE 1 完成〜〜!

撮影が終わった後充実感に浸りながらどんなお料理を盛り付けようかな?と、ここでちょっと一人妄想。

色合いがとっても渋めなので私だったら野菜をたっぷり使った野菜パーティーに使いたい。(笑)

野菜本来の綺麗な色を生かして茹でたり、焼いたりして、揚げたり・・・

野菜のスープもいいですね〜。

そして雑穀米などでご飯の色も綺麗に仕上げて、ちょっと大人の野菜のおもてなし。

ああ〜〜もう今すぐ開催したくなっちゃいました。

どこの国のお料理でもぴったりマッチしちゃいそうな不思議な魅力を持つ器たちだな〜とも思いました。

 

黒サビ絞りの商品はこちらからご覧いただけます。

今回のテーブルコーディネートに使った器や小物で販売されていないものもございます。

ご了承下さい。

金善製陶所黒サビ絞り

 

STYLE 2に続きます。

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