Treacle tart(トリークルタルト)

 

 

家族が大好きなので時々作る英国菓子です。

ただし〜〜〜〜!

超!!!!!!!!

あ、ま、い、です。

 

生地には砂糖は全く入れないのですが、中は手短にいればシロップとパン粉を混ぜたものを流し入れます。

シロップを食べている感じといってもいいでしょう。

 

甘すぎるのはちょっと。。。と思う方は今回は見るだけにしてください。(笑)←正直に言いますが(苦笑)

でも、この甘さがイギリスに18年住んでいると平気になり、むしろ甘くないお菓子に違和感を感じることもあるのです。

慣れって怖い・・・(笑)

でも紅茶にはよく会うのでぜひ食べていただきたいと言うのが本音です。

 

イギリスのお菓子は紅茶に合うものが多く、やはり紅茶の国ならではだな〜と思うものがいっぱい。

これはよく家族にリクエストされて随分前から時々作ります。

 

外の生地もフードプロセッサーを使うと、とっても簡単です。

そして中はゴールデンシロップというイギリスでは馴染み深いシロップと生パン粉を混ぜて作ります。

イギリスではパンや生パン粉を使うレシピがいっぱい。

硬くなったパンを美味しくお菓子に生かしたものが多いのです。

 

生地をまとめて綿棒で伸ばし、タルト型にセットする時はこんな風に綿棒に巻きつけると移動しやすくセットもしやすいです。

 

フォークで穴を開けてそこが膨らまないようにします。

オーブンシートを敷いて、念のため重石をしてこのまま焼きましょう。

生地を焼かずに直接具を入れるとばったりとした仕上がりなので一手間ですがこの工程は必ず行いましょう🎵

 

パン粉とゴールデンシロップを混ぜて・・・

(ゴールデンシロップは日本でも通販で購入できるようです。詳しくはオフィシャルサイトのレシピにてご確認ください。)

 

 

一度焼いた生地の中にこのシロップとパン粉を混ぜたものを流し込みます。

 

 

これを190℃のオーブンで約30分焼きます。

 

温かくても美味しいのですが、私は冷めてからが好きです。

しかもできれば1日置くのがベスト。

シロップがパン粉にしっかり溶け込んで、生地も落ち着いてさらに美味しいハーモニーを出してくれますよ。

 

 

この日のティーカップは2つともアンティークショップで購入したミントン社のもの。

近くにドーキングという町がありアンティークのお店が多いのです。

そこにはちょくちょく足を運びます。

イギリスのアンティークショップでは日常に気張らずに使える程度のお値段で購入できたりするのです。

 

 

ロンドンやロンドン近郊から少し離れた方が低価格になるように感じます。

私の主人はイギリス北部の出身なのでよく車で戻った時は途中の町のアンティークショップに立ち寄りました。

その時はロンドン価格との差に驚いたことを思い出します。

イギリスにいらっしゃったら郊外にも足を伸ばしてみると掘り出し物に会えるかも^^

 

甘いですが!スイーツとミルクティーでぜひ本格的イギリスティータイムをご自宅で楽しんでみてください🎵

 

詳しい作り方はオフィシャルサイトにてご覧いただけます。

こちらをクリックしてください。

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Treacle tart(トリークルタルト)

 

 
オフィシャルサイトではイギリスカントリーサイドへ旅した時のことを綴っています。
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Bradford-on-Avon  Timbrell’s Yardへ

 

 

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Bradford-on-Avon  町散歩

 

 

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進化しているイギリス料理を美味しく楽しく頂きます!

 

 

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インテリア雑誌に出てきそうな朝食

 

 

今日は「Treacle tart」と紅茶でティータイムをお勧めしたので、その関連で旅行中に伺ったイギリスカントリーサイドの昔ながらの可愛いティールームをご紹介します。

 

「The Bridge Tea rooms」

住所: 24a Bridge St, Bradford-on-Avon BA15 1BY

電話:01225 865537

 

UKのトップティープレイスにも選ばれたことがあります。

1502年・・・本当に歴史があります

 

前日の夜のお散歩でも前を通りました。

夜はまた独特の雰囲気。

 

古い建物はやっぱり何かが違います。

この前イギリスの新聞でこのティールームにお化けが写っている写真が記事になっていました。

全く同じ場所だったので私も慌てて写真を見返してしまいましたよ。(笑)

イギリスにはお化けが多いというのは有名な話。

お化けのいるホテルにわざわざ泊まりに行くのが趣味という方もいるとか。

私は絶対無理〜〜〜。

と言っても随分昔に600年前のコテージにステイした時に怖い体験済み。(汗)

 

外から見ていると本当にドールハウスの中みたい。

中もとってもかわいらしいのです。

玩具みたい。(笑)

 

朝はまた違った雰囲気。

昔からのお友達家族と一緒のここで朝のティータイムです。

 

映画のセットのような店内。

気取ったインテリアではないですがとても贅沢な空間。

この建物そのものがアンティークだから、古いものは全て馴染んでいるような気がします。

無造作に置かれた小物たちも居心地が良さそうでした。

 

暖炉があるとそれだけで和みますね〜。

私たちはホテルの朝食を思い切り食べているので、紅茶だけにしました。

せっかくの老舗ティールームなのでちょっと残念。

朝食付きにしなければよかったかも。と今さら後悔。〔苦笑)

 

 

次回はアフタヌーンティーをしたいな〜。

お友達のハモンド 綾子ちゃんはイギリスバース在住。コラムを執筆されたりしてご活躍中です。

この日はご家族で一緒に来てくれて賑やかで楽しかった!

このティールームのよさはお子さんも歓迎してくれること。

他にもお子さんたちがいてとってもリラックスした雰囲気で好感が持てました。

 

あやちゃんのお子さんはお腹が空いていたのか、スクランブルエッグを注文。

お料理は素朴な感じ。(笑)これがイギリスらしいとも言います。

そしてあやちゃんはスコーンを注文。

ちょっと食べさせてもらいましたが、素朴な美味しさのスコーンでした。

溢れんばかりのクロテッドクリーム。(笑)

たっぷりつけてジャムと一緒に食べるのがお約束。

 

アイビー柄の食器。

どんな雰囲気にもマッチしそうです。

ここのスタッフさんはなりきってビクトリア時代のファッションでおもてなしをしてくださいます。

一緒に記念撮影も喜んでしてくださいました。

童話の世界にあるようなかわいいティールーム!ぜひ一度訪れてみてほしい場所です^^