今日、6月9日ハリーの20歳のお誕生日。

そういえば、出産予定日も6月9日。

今もそうなのですが、しっかり予定を立てる子。(笑)
生まれる日も緻密に考えていたかのようなドンピシャ出産日でした。

初産で10時間だったので普通なのでしょう。
でも私にとってはかなり大変な出産。

助産婦さんにはこんな事では子育てはできないわよ!
と、、、
あまりに大騒ぎする私を横目にしらっと一頃。。。(苦笑)

でも生まれてみて、助産婦さんも納得!
4000g近かったのですから。

羊水を飲んでいたようで、一瞬対面した後どこかに連れて行かれて何かあったのかな。。。とちょっと不安になりましたが、待つこと3時間でようやくゆっくり顔を見る事ができました。

入院中は新生児が並んでいるお部屋に見に行くのが楽しい日課でしたが、ほかの赤ちゃんに比べると大きくて、可愛いというよりジャイアント赤ちゃんでかなり目立ってました。

ほかのご両親が私に気づかず、このあかちゃん大きいわね〜という会話も聞こえてくすっと笑ってしまいました。(笑)


入院中はお姫様のように(笑)母乳をあげて時々オムツを代えるだけの日々。
ただただ可愛いな〜と思っていましたが、退院してからが本格的な子育ての始まり。

主人の日本のホストマザーが町田に住んでいらっしゃるのですがしばらく毎日のように1時間以上もかけて電車を乗り継ぎ面倒を見に来てくれました。

経由駅が新宿だったのでデパ地下のお弁当を買ってきてくださったり、本当に子育て慌てふためいている日々の生活の中でのオアシスの時間でした。
ハリーのお風呂を入れてくれたり、着替えさせてくださったり助かりました。

町田のお母さんが家に帰られると赤ちゃんのハリーが可愛い反面、泣かれるともうどうして良いの?とこちらもなんだか悲しくなったり。
今思えばこれもホルモンバランスが関係していたのかもしれません。

そんな生活の中である朝、今までと違う感覚が芽生えていました。
なんか今日は昨日と違う!みたいな。(笑)

自分が母親になったという自覚を確信したかのように、前向きスイッチがオン!
この日から子供のために外にも出て前向きに行動したくなりました。

きっとホルモンバランスがちょっと戻ったのでしょう。



バスでハリーを抱っこ紐して渋谷に行った時はなんか妙な達成感が。(笑)
やった〜〜子供と一緒に自由に外に出られるんだ〜〜と、今まで家の中にいることが当たり前だった生活からの開放感が妙に心地よかったことを思い出します。

妊娠中は妊婦さんの雑誌のモデルをしたりしていました。
懐かしい。
今覚えば生まれる前の時間は幸せに浸る時間が多かったかもしれません。



主人と相談し、子供の教育のためにやはり英語を第一外国語にしようと決定し、
ハリーが3歳の時にイギリスに渡英しました。

今までの日本語環境から一気に家以外は英語の環境。
そんな中で慣れる間もなく、幼稚園が始まりました。

誰かの喋っている英語を100%理解できず、自分の伝えたいことも言えず、
辛い思いもきっとしたんだろうなって思います。


イギリスでは18歳から大人です。
すでに2年前からイギリスでは大人でした。
そして今日で晴れて日本でも20歳で大人の仲間入り。

私が思うにやはり日本の大人が20歳からというのはとても納得します。
18歳からのこの2年間でかなり彼が成長し大人の考え方ができるようになりました。
逆にイギリスの18歳はやっぱりまだ大人には早いのでは?と思う気持ちも正直あります。

自分の思い描くような彼の人生を知らず知らずに期待していた自分もいたことは否めません。
それと違う道に行こうとすると急に不機嫌な気持ちになったり。
でもこの20年間で色々な出来事を通じて、私も子供と一緒に成長。
今では彼のどんな言葉にもおおらかな気持ちで接することができるようになりました。
(と、言ってもまだ娘が17歳であと3年は彼女から何かを学ぶはずです。(苦笑))

今年の年末から来年にかけてはハリーと二人で日本へ行って記念の時間を過ごす予定。
成人式の日は大学に戻らねばならないので、1日早く帰国ですが、日本のお正月を過ごして、一緒に初詣に行ったり、成人式のお写真をとったりして🎵
たのしみー!

今朝は一緒に近くのカフェで朝食を〜!


成人しましたが、まだ大学は続くし、就職、結婚ときっとその時々でまた心配しながら見守ることはずっと続くのかもしれませんね。親の言っていたことがようやく自分の身にしみる。(笑)


昔の可愛い写真と見比べると、大きくなって嬉しいけれど、可愛い赤ちゃんに戻って〜と魔法をかけたくなる私。(笑)
まだまだ早いけど孫がたのしみ!とか思ってしまうのでした。


夜は彼のお気に入りのカレーレストランでお祝いです。
特別は1日。
今日はなんでもいうことを聞いてあげよう。(笑)