今週の火曜日はお料理教室!
今回のテーマはイギリススパークリングワインに合うお料理です。

最近のイギリスのスパークリングワインはとっても美味しいと評判で、コンテストなどでも賞をとったりしてとても盛り上がっています。

イギリス人のお友達のパーティーでもやはりイギリスワインの話になることも多く、そんな時のワインはイギリス産のものをご用意してくださることもあります。

最近は日本もそうですが、地元のもの、自国の良いものを消費して美味しくいただきましょう!というような動きがみられてとってもいいな〜と思います。

まずは地元、そして自分の国、それを広げて世界へよさを伝えるという動きは本当に嬉しくなります。もちろん私は日本人なので、日本のものがイギリスで見られるとそれはそれは嬉しくなります!(笑)

と、話は少し逸れましたが、今回ご紹介したワインはこちらなのです。


ウエイトローズという高級スーパーで購入できるものを選びました。
というのも、来てくださる生徒さんたちが気軽に自宅でも楽しんでもらえるように🎵

こちたはチャペルダウンというワイナリーのスパークリングワインです。
Chapel Down

Tenterden Vineyard, Small Hythe Rd, Tenterden TN30 7NG
TEL 01580 766111

イギリスの庭と呼ばれるケント州にあります。
広い敷地で多種のぶどうの栽培に成功したそうです。

そしてこちらのラベルをご覧いただけるとわかるとおもいますが。オックスフォード大学とケンブリッジ大学のボートレースの公式スパークリングワインだということもお分かりいただけると思います。



大学でもイギリスワインを応援しているんですよね。
大学対抗のボートレースの後のきりっと冷えた1杯はとても美味しいに違いありません。(笑)
1杯で終わるかわかりませんが。(笑)

こちらのワイナリーのワインは私は阪急百貨店さまの英国フェアで私の販売したパイのお店の代理店をしてくださったワインショップ西村さまにて取り扱ってらっしゃいます。
(今日ご紹介しているものが手に入るかはわかりません。ごめんなさい。)

そしてもう一つは私の家から車で15分ほどのところにあるサリー州にあるデンビーズというイギリスで一番大きいと言われるワイナリーのスパークリングワインです。
Denbies Wine Estate

London Road, Dorking RH5 6AA
TEL 01306 876616



こちらはB&Bまであるそうでお泊まりもできるのです。すごい!(笑)
前に一度見学コースを申し込んだのですがトロッコみたいは乗り物に乗り、広大なワイナリーの上の方まで登りそこでスパークリングワインを試飲という贅沢な時間を過ごしたことを思い出します。

チャペルダウンのワインのほうが若干辛口でスッキリしていたように思います。
デンビーズのワインも飲みやすくて結果どちらもとっても美味しいという生徒さんのご感想でした。

そんな2種類のスパークリングワインに合うお料理をみんなで楽しくクッキング!

今回のテーブルコーディネートのテーマは「作りこみすぎない』です!(笑)
ナチュラル感をいっぱいにを心がけました。いかがでしょうか?


お料理がとっても華やかなので、これでテーブルまでキラキラすぎると目がチカチカしちゃいます。
何しろお料理もいっぱいです!(笑)



スパークリングに合う!ということでみんなきっと簡単で美しいお料理が好きだろうな〜と思いながらレシピを考えました。
でもスパークリングワインに合う!ということを念頭に置いて。

 スパークリングワインとお料理の合わせ方ですが、実は何にでも合うと思うのです。
肉でも魚でも!揚げ物でも!
炭酸なので揚げ物だってさっぱり食べられるのです。

とはいえ、食材の組み合わせや塩加減など私の最も合うと思うものを紹介しなければテーマを決めた意味がありません。(笑)

まずは

生ハムのアスパラ巻きフライ



スパークリングの炭酸で揚げ物も美味しく食べられるのと生ハムの塩気とアスパラの爽やかな風味が決め手です!

チーズ&オニオンミニパイ



サクサクのパイ生地、チーズとピクルスの甘みと酸味がスパークリングワインにマッチします。
市販のパイ生地を使うといっても意外にオーブン料理ということでハードルが高いと思われていた生徒さんもいらっしゃいましたがみんなで作ってきれいにできて笑顔で食べて!最高のパイでした。

スモークサーモンとエビのカップ詰め



ダブル魚介の旨味と豆の香ばしいコクのある旨味がスパークリングワインに溶け込んで美味しさを引き立てて来れます。
この小さなカップでなくても、カリッと焼いたバゲットなどを使っても🎵
手作りフムスも一緒に作り、みんなで工作気分で詰めました。
流れ作業でなんだか楽しい!

燻製牡蠣の冷製パスタ



すっきりした炭酸と白ワインベースのスパークリングワインが燻製の牡蠣とアンチョビの魚介独特の風味を旨味に変えて来れます。ディルとチャイブを信じられないほど(笑)使うので、最初みんなディルは香りが強いので半信半疑でしたが食べて納得!お一人の生徒さんはもっと入れたくなるかも!って。(笑)冷たいパスタは細麺がいいのですが、カッペリーニだと茹でるタイミンではそうめんのようになっちゃうという生徒さんがいらしたのですが、この日ご紹介した麺はバッチリ冷たくても程よいアルデンテ!みんな美味しい!と食べてくれました。

イギリススタイルチーズプレート


爽やかな甘いフルーツがスパークリングワインにぴったり。チーズの塩気とのバランスを楽しめます。
今回ご紹介したチーズはイギリスの森の中に生息するワイルドガーリックと寝とる(イラクサ)をワックスの代わりに包んであるYargと呼ばれるチーズ。
そしてepoisses というフランスのブルゴーニュ地方のチーズ。中身は穏やかな風味ですが一口食べるととても複雑な味です。常温で少し出しておいてとろ〜りとろけたものをクラッカーの乗せて食べるのが好き。そしてちょっと邪道かもしれませんがスパイシーが魅力のメキシカーナ。これは最近流行り出してからさもますます辛さがエスカレートで売られるようになりエクストラスパイシーなんていうのも登場。こんな3種類を用意しました。

ぶどうやリンゴ、セロリなどを添えるのがイギリス流。
そして私が数ヶ月前に作っておいたチャツネもお出ししました。
中にはリンゴ、洋梨、プチトマト、赤唐辛子、干しぶどうなどが入っていてとってもフルーティー。まとめて作って保存できるので、いつかお料理教室でもみんなでいっぱい作って持って帰れるようなレッスンもしてみたいと思いました。

デザートはじじゃ〜ん!プチトマトのコンポート。
みんなこれには驚いてくれてしかも美味しいと褒めてもらいました!
うれしい〜〜〜!
こちらのレシピはジャーニーというイギリス在住の日本人の皆様向けの情報誌にてもうすぐ公開の予定です。お楽しみに^^


盛りだくさん!とみんなで笑顔で乾杯!


この雰囲気が写真では伝わらないので、と、動画までとってくれていた生徒さんがいて、感激!
実は阪急百貨店さまでの英国フェアでご両親にお会いしたことがあり、素敵なお庭もお写真で拝見させていただいたこともある方のお嬢さんでした。
親子二世代でこうしてご縁をいただけて楽しい時間を過ごせるなんて嬉しかったです!


あまりにみなさんがイギリスワインのお話やもちろんプライベートなお話でも盛り上がり(笑)話が飛躍して(笑)ワイナリーへ行こう!って。

いつもはバタバタしている私ですが遠くからこうしてきてくださるみなさんとイギリスの楽しいところへ遠足できるのも幸せの一つです。
遠いところ来てくださるみなさまに心から感謝しています!

と、いうことで6月のお料理教室はイギリスに住んでいるからには、イギリス料理をマスターしたい。と、思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?今月は「ディスカバー英国料理」と題しまして、有名なイギリス料理はもちろん、隠れた名作英国料理まで幅広いバリエーションでご紹介いたします。
イギリスの食文化なども絡めてのレッスン!きっとイギイス料理がすきになること間違いなしです!(笑)
すでに日本からいらっしゃる方とお友達などがご参加くださる予定で今からワクワクレッスン構成を考えてます!(笑)

また改めまして募集をブログにてさせていただきますので今しばらくお待ち下さい。
開催日は 6月24日(土曜日)を予定しております。