春はもうすぐ!
イースターは少しずつ日本でも知られて来ているようですね^^
実は明日2月28日(火曜日)はイギリスのパンケーキ・デイです。←日本だと時差ですでに今日です。

日本ではまだまだなじみがないと思う、このパンケーキ・デイとは???

キリスト教では復活祭(イースター)の前の 四旬節、レント(lent)という断食と悔い改めの時期。
レントに入る直前の火曜日が パンケーキ・デイです。
このパンケーキ・デイは毎年日にちが違います。

断食に入る前にごちそうを食べることが許された説と、断食に入ってしまう前に戸棚に入っている卵や牛乳、砂糖を消費するためだったと言う説があります。

私の周りのイギリス人はこの時期になると、完全に断食はしませんがお肉やアルコールや甘いもの断ちをしている人は多く、近所のノンベーの奥さんがこの時期お酒断ちをしている姿が毎年辛そうです・・・・(笑)

Lentが終わったらEasterが始まります。
イギリスで春を迎えるための大切な日なのです。

この日イギリス各地でパンケーキの入ったフライパンを持ったまま走る「パンケーキ・レース」が行われます。
なんと15世紀から続いているというから驚きです。

この伝統はバッキンガムシャーのオルニーに住む主婦がパンケーキ作りで忙しすぎたため
Shrivingのミサに遅れそうになり、慌ててフライパンを持ったままエプロン姿で教会まで走ったのが始まりだったといういい伝えがあります。教会ではこの日懺悔する習慣もあったそうで、これは遅れられないと思った主婦のとっさの行動だったのかもしれませんね。なんだかサザエさんのような人だったのかも。って想像してしまいました。(笑)

このパンケーキレースは今もイギリス各地で行われています。
服装はエプロンをつけて三角巾をつけ、とにかく主婦の仮装をします。
男性も仮装を余儀なくされます。(笑)
なかには男性でカツラまでつけてなりきり主婦の人もいるぐらいです。(笑)

ジョギングシューズに仮装して、フライパン片手にレースをする。
とっても面白い光景です。でもみんなこうしたイベントを大人も楽しんでいて微笑ましい。

このパンケーキ・レースですが伝統的なパンケーキレースが開催されるのは発祥の地といわれるオルニー。参加するにはかなり厳しい条件があるそうです。村に住んでいることも条件の一つだそうです。

もちろん各地でも行われています。
私の前に住んでいたところもそんなに大きな町ではなかったのですが、このパンケーキ・レースが行われていました。

参加者はパンケーキが入ったフライパンを持ち、ゴールまで走るのですが途中で3回~2回フライパンの中のパンケーキをひっくり返さなければならないそうです。(開催地によって少しルールが変わるかもしれませんが。)
走りながらって難しい><慌てて落としてしまいそう。

この日に食べるパンケーキ。
みなさんが想像するホットケーキやアメリカの厚めのパンケーキとは少し違い、ちょっと薄いクレープのようなパンケーキです。
通常は砂糖とレモンで食べます。
明日、当日はそんな食べ方をしようと思っています♪
シュガーとレモンパンケーキは明日また写真でご紹介します!

今日は日本で旬のイチゴを使ってちょっと贅沢なパンケーキを作りました。
FBで見るとイチゴ狩りに行っている方々をいっぱいお見かけしました^^

甘すぎず、やさしくふんわりイチゴ味。
ぜひこのイギリススタイルの薄いパンケーキと旬のイチゴを楽しんでください♪

材料 直径約22センチ 2枚分

A
薄力粉 55g
牛乳 150ml
卵 1個
バニラエッセンス 小さじ1/2
砂糖 大さじ1
サラダ油 大さじ1


サラダ油 少々 (焼くときのオイル)

イチゴ 80g~90g(ピューレにする分)
イチゴ 3個~5個 飾り分
生クリーム 60ml
砂糖 大さじ1

粉砂糖 適量

作り方
1、ボウルにAを入れて泡だて器で滑らかになるまで混ぜる。


2、クレープパン、又はフライパンに薄くサラダ油を熱しキッチンペーパーで余分なオイルをふき取り、1、の半分の量のたねを流しいれ中火で焼く。


注ぎやすいカップに移すと便利!


3、表面がふつふつし、乾いてきたらひっくり返す。このとき縁をナイフで少しはがしておくと返しやすい。フライパン返しを使ってもいいし、自信があればかっこよくパンを振ってひっくり返しましょう。←私はフライパン返しを使いました。(笑)




4、裏側も約1分ほど(薄いので直ぐに火が通ります。)焼いて、皿に移す。

5、ミキサーやフードプロセッサーにヘタをとったイチゴ80~90gを入れて拡販し、ピューレにする。少し果肉が残ってもおいしいので完全にピューレにしなくても大丈夫です。ミキサーがイチゴに対して大きな場合なかなつぶせないのですが、スプーンで何回か混ぜながらするとうまくいきます。)







6、ボウルに生クリーム、砂糖を入れ8分立てまでホイップして5を加えてふんわりスプーンで混ぜる。


7、4の上に飾り分のイチゴを乗せ(半分に切ったりそのまま乗せたり自由に楽しみましょう!)6をスプーンで乗せて、最後に茶漉しで粉砂糖を散らして完成。



薄いパンケーキとふんわりイチゴ味の生クリーム!
甘さ控えめで爽やかです。


実は冷蔵庫で冷やして食べてもおいしいです!
イギリスのパンケーキ・デイ!日本でも楽しんでください~☆




3月お料理教室「春爛漫 華やか大皿料理


(こちらのお写真は過去の3月のお料理教室の時のものです。今回はまた違ったコーディネートテーブルになります。)

3月は春到来ですね。暖かくなってお花がいっぱい咲いて、思わず笑顔になる季節。
そんな心も明るくなる時期にイギリス式フラワーアレンジメント(デモンストレーション致します。)を真ん中に飾り、みんなで囲んでお花見気分でランチをしましょう。

今回のお料理教室レッスンメニューは日々皆さまの日常にお役立ていただけるような簡単おいしい創作大皿料理をご紹介します。

大皿でさくっと作れるのが魅力!見栄えがして、美味しい!すぐできる!の3拍子揃ったお料理です。

おもてなしはもちろん、お弁当にも、ワンプレートにも大活躍のお料理です!華やかな春のひと時を皆さまと一緒に美味しいもを一緒に作って過ごせることを楽しみにしています。

こちらのレッスンは4月に東京で行われる予定のお料理イベントと同じ内容になります。東京のお料理イベントの詳細はもう少しお待ち下さい。

■内容

①英国式フラワーアレンジメントデモンストレーション(春のラウンドブーケ)

②お料理レッスン

・鶏のから揚げ
外はかりっと中はジューシー。理想のから揚げを作るコツをわかりやすくお伝えします。から揚げはお酒にもご飯にも良く合います。一度覚えておくと出番の多い定番おかずです。

・刺身サラダ
新鮮なお刺身を外国人の方においしく召し上がっていただくためにお出しするのに作る我が家のおもてなしレシピの一つです。ごま油と香味野菜たっぷり。一度食べたら何度でも作りたくなる1皿。一気に大量に作れて大皿料理の決定版。

・中華ちまき風炊き込みご飯
具をさっと炒めて炊飯器に入れるだけで出来ちゃう簡単炊き込みご飯。乾物の恵みを利用して香りのよい炊き込みご飯をいつものご飯を炊くように作るだけでワンランクアップで仕上がります。

・和風生春巻き
扱いにくいと思われているライスペーパーの使い方のコツをお伝えしながら、野菜をくるくる巻いてサラダ感覚で食べましょう。さっぱりした仕上がりでいくらでも食べられてしまいそう。特製ソースもご一緒に。

・みかんのフール
英語では「フール」とは愚か者というような意味。誰でも簡単に出来てしまうからその名前が由来したとも言われる英国スイーツです。1年中手に入るみかんの缶詰を使ってつくりましょう。ふるふるっとした食感、舌触りとやさしいお味が人気です。日本のフルーチェのような仕上がりになります。

■開催日 3月17日(金曜日)

■時間 
11時から15時半

■参加費 50ポンド


■場所 自宅 London waterloo&Victoriaから約30分またはLondon Bridgeより約40分(詳細はお申込みされた方に案内しています)


■持ち物 エプロン ハンドタオル 筆記用具 カメラなど

■お申し込み・お問い合わせはこちらです。

Yukari’s happy kitchen事務局

yukarishappykitchen@gmail.com


●お申込みメールを頂いてから48時間以内に、返信させていただきます。 もし、返信のない場合は、トラブルの可能性がありますので恐れ入りますが再度、ご連絡ください。

●メニューについて、レッスン時入手できない材料があり、やむなく変更する場合があります。ご了承ください。

<キャンセルポリシー>
※レッスンの3日前までのキャンセルは無料です。2日前と前日までのキャンセルは半額の£25、当日のキャンセルは全額£50になります。大変心苦しいお願いですが、どうぞよろしくご理解くださいますようお願いします。

皆さまにお会いできる日をカウントダウンでお待ちしています☆
日本の皆さまも告知まで今しばらくお待ち下さい☆



過去のレッスンやイベントの様子はこちらからご覧ください。

楽しかったイベントレポ♪「バレンタインデー・イベント@So Restaurant」

ハッピークリスマスお料理レッスン♪ローストチキンとローストビーフ♪♪♪