こんにちは。
体のめぐり調整師、草野ゆかりです。
花粉症をこじらせてしまい、
何年かぶりに後鼻漏になりました
(鼻水が、喉におちてくる症状です)
就寝時に、みぞおち辺りがつまって咳が出て
眠りが浅くてイライラしたり、
日中は不快感で仕事に集中できなかったり・・・
改めて、体調って大事だなー
と思い知らされました。
耳鼻科で対処療法的な薬はもらっていたのですが、
根本的に治したい!と思い
自分で弁証しました。
私の症状としてあったのは
・サラサラした透明の鼻水・痰
・横に寝ると咳が出る
・みぞおちの不快感
・なんとなく、いつもダルイ
・透明で多めのオリモノ
・唇の皮がむけている
ざっとこんな感じでした。
中医学や漢方を少し知っていれば
鼻水や咳→肺の働きの弱り?
と考えてしまいそうですが・・・
(私も最初は「肺」を考えました)
でも、症状からみると明らかに
「脾」(胃腸系)の弱りなんですよね。
お腹もこわしてないし、
特に不快感も胃痛もない。
三食食べられている。
だからといって「脾」が元気!!
とは限らないんです
中医学で「脾」の働きは
●食物を消化吸収して全身に運ぶ
●水の代謝を調整する
●気血を生成する
●飲食物を消化吸収してできた栄養物質を「肺」「心」「脳」へ送る
などがあります。
これらのどれかに不具合がでても
「脾」の弱りだと考えます。
私に出ている上記の症状は
見事に「脾」の弱りと全て合致していました。
と、いうことで
胃腸のケアをしました。
当たり前のようで、なかなか実行できないことも多いんですよね
・脂っこいもの、砂糖、乳製品を控える
・よく噛んで食べる
・お腹を冷やさないようにする
・睡眠をしっかりとる
これらを自分で出来る範囲で行い、
「脾」を補ってくれる漢方薬を買って飲んでいました。
そうして2週間ほどで、無事に治りました
もちろん、これは私の場合なので
誰もが「脾」の弱りが原因と
当てはまるわけではありません。
五臓はどれも大事ですが、
「脾」の働きは五臓六腑が
正常に働くためにも
必要不可欠なんです。
後鼻漏は治りにくく、
数ヶ月続いてしまうこともあるので
根本治療が大事ですよ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また~
おさらばいたします。