無精子症と向き合う -24ページ目

無精子症と向き合う

2017.9 非閉塞性無精子症発覚
2017.10 クラインフェルター症候群発覚
2018.2 大阪リプロダクションクリニックにてTESE→精子凍結
2019.4 陽性判定。2019末に出産予定。

アメンバー申請…男性不妊・不妊治療中の方。ブログを書かれていない方は一言メッセージをお願い致します

 

15:40(TESE開始)

 

手術室に入ってから、見つかれば20~30分後に呼ばれることは知っていました。

 

とりあえずリプロと同じ階にある自動販売機で飲み物を調達。

(看護師さんが案内してくださいました)

 

16:10(30分経過)

 

そわそわして待ちます。部屋の外から意外に音が聞こえるので

足音や声がするたびにどきどきしました。

最後のほうはもう足音たてないでくれと

もはや完全に自己中なことを思っていました。

 

嫌な予感がしてきます。

 

 

16:30(50分経過)

 

ダメなのかもしれないなぁと思い始めました。

本当にないの?というすがるような気持ちと

もういないのはわかったから彼を少しでも早く楽にしてあげてほしいという両方の気持ちが激しくせめぎあいました。

 

しばらくして酷く心もとなかった気持ちが、少しずつ冷静になっていくのを感じました。

 

 

そもそも、あんなに弱かった自分がここまで来れたのはたすけのお陰だなぁと思いました。こんなときに引け合いに出すのは間違ってるとは思うけど、前にお付き合いしていたかただったら私発狂して逃げ出してたかもしれません。きっと、今回のことで私が負った傷よりも、夫はいつもたくさんのことをくれるから。戻ってきたらありがとうって伝えようと決めました。

 

ただ、夫は優しいので。

その後の結果はどうなろうと、どうかなんとかして自分にバトンを渡して貰えないだろうかと思いました。私にも背負わせて欲しいと。

 

 

16:35(?)

 

看護師さんがいらして、先生からお話があるので来てくださいと言われました。意識が完全に別のところにいたので焦りました・・・。

 

手術室に入ると石川先生が(この日ではここで初対面)

 

『奥さん、そこのモニターで見えると思うんですけどね、ほら、ありましたよ。だいぶ厳しいかと思ったんですが全体の精巣容量のほんの3%ほどですかね、造精機能が生きていてくれました。今度は奥さんの番ですから頑張ってください。今回片側だけ切ってますが、もう片方は残しておくので、治療がうまくいかなかったらそっち側のTESEも考えましょう』

 

 

えぇ・・・?って感じでした。

 

 

正直モニター見てもよくわからなかったんです私・・・

 

手術室もこうなってるんだとか色々、情報量が多すぎて・・・

 

なにがなんだか・・・

 

 

でも夫の顔を見たら、泣いていて、

一気に涙が出てきました。

 

なんとか、ありがとうございますと伝えて個室に戻りました。