精液検査の結果 | 無精子症と向き合う

無精子症と向き合う

2017.9 非閉塞性無精子症発覚
2017.10 クラインフェルター症候群発覚
2018.2 大阪リプロダクションクリニックにてTESE→精子凍結
2019.4 陽性判定。2019末に出産予定。

アメンバー申請…男性不妊・不妊治療中の方。ブログを書かれていない方は一言メッセージをお願い致します

 

名前が呼ばれてたすけと二人診察室のドアを開けると

 

さらに奥にある個室に入るよう言われます。

 

嫌な予感・・・・。

 

 

先生が持っている結果の紙を見ると

 

精子数の欄に「0」 と書いてあるのが目に入りました。

 

運動率とか他の欄には「-」と書かれていました。

(いないのだから測定不能ということでしょう)

 

 

先生『あぁ、旦那さんが原因だったんだなぁ・・・。精子がいない、無精子症です。泌尿器科に紹介状を書くので、そちらに行って診察を受けてください。』

 

 

ちょっとの沈黙のあと

 

たすけが振り絞ったような声で、

 

これって・・・・産まれつきでしょうか・・・?と聞きました。

 

先生によると、それはまだわからない、これからの検査でわかる項目もあるでしょうとのことでした。

 

 

私『それでは・・・子供は・・・?』おそるおそる聞きました。

 

 

 

 

先生は、

 

 

 

今のままでは妊娠は望めん。

 

はっきり言ってごめんね、でもここでごまかしたりしたってしょうがないからね。特に自然妊娠はまず出来ないです。と・・・。

 

 

 

打ちのめされた気分でした。

 

 

 

診察室から出るとすぐたすけが看護師さんに呼ばれました。

 

 

ホルモン検査まではこちらでやってくれるとのことで

採血をしに行きました。

 

 

 

待合室に戻ると土曜日だからでしょう、すごく混んでいて

二人で並んで座ることができず、別々に座ってお会計を待つことに。

 

 

ななめうしろに座っている彼の気配を感じながら

 

 

 

何で、何でこの人なんだろう

何も悪いことしてないのに

どうして

 

 

そんなことを考えていました。

 

 

今どんな気持ちでいるのか考えたら

胸が押しつぶされそうで。

 

 

 

家に帰ってお昼ごはんを食べて、

 

 

特にその件に触れることなく

 

 

今まで二人で少しずつ見ていた海外ドラマの続きを見ることに。

 

 

 

 

ちょうど最終回でした。

 

 

 

 

主人公とヒロインの間に子供ができて

 

主人公はお腹の子とヒロインを守るために死んでしまったけれど、

 

 

数年後、今までの仲間たちと一緒に

 

ヒロインが子供と穏やかに笑顔で過ごしている場面で終わりました。

 

 

 

 

あぁ、子供がいるって、

 

物語のハッピーエンドに重要なファクターなんだなぁ

 

 

 

 

そう思ったら涙が出てきて、

 

慌ててソファにうつぶせになって

眠くなっちゃったからお昼寝するよ~とたすけに言いました。

 

 

手持ち無沙汰になったたすけが一人、寝室に行ったのを確認して

 

 

 

ソファでひたすら泣きました。

 

 

 

どうしてこんなに残酷なんだろう。

 

 

 

 

妊娠したんじゃないかと初期症状について調べたり、

 

しっかりタイミングをとったのに、と

 

生理が来てしまって落ち込んだ日々さえも

 

とても尊いものに思えました。

 

 

あの頃の私は今月こそはもしかしてと期待できたからです。

 

来月こそはと希望を持てたからです。

 

 

でも今は違う。

 

 

 

今のままでは妊娠は望めん。

 

そういった先生の声と。

 

自分の送別会のときに先輩がたから言われた

 

『早く孫の顔見せて、ご両親を喜ばせてあげなキラキラ

 

 

そういう言葉が次々と思い出されては

苦しくて悲しくて。

 

 

 

わたしは6月で会社を辞めました。

 

今は仕事はしていません。

 

だけど昨日まで、自分の今の状況を

 

「もうすぐ子供ができる人間だ」と信じてやってきた。

 

すぐに「子供のいる生活」が始まると。

 

 

だけど、じゃあ今の私は一体何者だ?

 

 

新卒で今まで必死に築いてきたものを置いて

よく一緒にご飯に行っていた昔からの友達たちも、

誰よりも喜んで、けれど家を出るのを泣いて寂しがってくれた

両親も置いて

 

 

たすけの転勤先の、

今まで縁もゆかりも無かった

この地まできたのです。

 

 

新しい家庭を、人生を築くのだと。

 

 

だけど、、今のわたしには・・・・。

 

 

「何者でも無くなってしまった自分」が

おそろしくて、惨めで、、

怖くてどうしようもありませんでした。

 

 

 

熊しっぽ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊あたま

 

 

 

ひとしきり泣いたあと、無精子症と検索してみました。

 

ある程度は結果が出る前に調べていたけど

やはり「そう」だとわかってからでは書いてある内容に現実味が増してきます。

 

 

無精子症には閉塞性と非閉塞性があるということ。

TESEという手術で回収できる可能性があること。

 

 

そういえばさっき先生がそんなこと言ってたかも。

全然頭に入ってないけど・・・。

 

 

まぁうちの場合はきっと非閉塞性だろうな、となんとなく思いました。

(なんだかもう、とにかく期待はしないことに・・・)

 

 

そのときふと、寝室に行ったたすけが心配になりました。

 

そうだ、今いちばんつらいのは彼だ。

 

なんでわたし、今日の今日で一人にさせてしまったんだろう。

 

 

でも、今日だからこそ、そっとしておいたほうがいいのか・・・。

 

今、彼はどんな気持ちでいるのかな・・・。

 

行ったってどう声をかけたらいいのか。

 

行っていいのか。わからない。自信がありませんでした。

 

 

 

 

意を決して寝室に行くと、

 

彼はベッドに寝転んでスマホをいじっていました。

 

 

私が横に寝転ぶと、私の顔を見て

 

『ゆー子、泣いてるじゃん・・・』と、

 

わんわん泣き始めました。

 

 

きちんと顔を拭いていったのですが、まるわかりだったのでしょう。

 

二人で抱き合って大声で泣きました。

 

 

 

 

 

彼がこんな風に泣いたのを初めて見ました。

 

 

 

 

こうなるほどの、残酷な事実を彼に突きつけてしまったのは私です。

 

 

もしかしたら、なかなか赤ちゃん来ないねって

 

私はパートやらバイトをしながら、

 

 

自分たちでマイペースに生活を作っていったほうが

良かったのではないだろうか。

 

 

そうすれば彼をこれほどまでに

苦しめることは無かったんじゃないか?

 

 

 

ごめん、ごめんと泣くたすけに

 

あなたは悪くないということ

 

私は子供が欲しくてあなたと結婚したんじゃない

あなただから結婚したんだよということ

 

今回の検査結果は関係ない。ずっと一緒にいるよ

いさせて欲しい、ということを

 

泣きながら伝えました。

 

 

私が泣いていたからと、ごめんと言って泣いたたすけ。

 

そして、TESEで回収できる可能性があるのならば

できるところまでやってみたいと言ってくれて。

 

本当に、本当に、優しい人だと思います。

 

 

なんて言ったらいいんだろうと、

わからずに彼のところまで来ましたが

自分でもびっくりするぐらい言葉が出てきました。

 

 

あなただから結婚したんだと彼に伝えたこと。

本当にすっとでてきた言葉です。

率直な気持ちなんだと思います。

 

 

自分でもその言葉に

勇気をもらえた気さえしました。

 

 

 

自分は一体何者か?

 

この人の、たすけの妻だ。

 

それでいいじゃないか。

 

というか、それがよくてここまで来たはずだ。

 

絶対忘れないようにしよう。

 

だから私はこの人を、

この先の人生をかけて、

何があっても全力で支えるし

一緒に踏ん張る。

 

そう決めました。

 

 

ビーグルしっぽビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルあたま

 

やっとリアルタイムにブログが追いつきました。

 

最初の記事、細かく書きすぎたなとか若干後悔しながらバランスに配慮し続きを事細かに書いてました(笑)

でもなにせ、暇なもので・・・笑い泣き

けれど、色々なごちゃごちゃが整理できてこの書くという作業に助けられてます。

 

次は泌尿器科受診ですバイバイ