【母親との関係性の見直し】
【過去の振り返り】


というのを、



多くのカウンセラー、コーチング、
マインド系、はたまた起業塾でも
女性メインで長期講座があるところは
必ずある必須科目だと思います。(^^)




では、
なーぜ これが必要かというと

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過去に作られた記憶
(思い込み、判断基準、ブロック)
が、
人生における選択を、
しているから。

人生の選択の積み重ねが、今の現実である。

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以下、興味ある方は、ご参考まで。





記憶というのは、
短期記憶、長期記憶など
いろんな記憶があるけれど




①人って過去に起こったことを、
事実としてではなく、
その時の感情とセットで覚えている。
(そうではない記憶もあります。学習記憶とか)


そして、
感情とセットで記憶しているものは、
その他の記憶より
強く脳に残る。


そんでもって、
感情とセットで記憶したものは、
感情によってその事実が歪むことがある。


④その歪んだ事実を、
自分の判断基準としている。





まず、この4つを前提とします。



①②は、何となく分かると思いますが、
③の感情によってその事実が歪むことがある。




というのは、
どういうことか。





例えば
◆幼少期 犬に吠えられて怖かったおーっ!

とすると

記憶の中で

犬=怖い!!

となり

その人の判断基準の中に

犬=怖い!

が追加されます。


そうすると、
大人になっても、
犬を見ると拒絶反応がでたり
犬に触れなかったりします。


でも、幼少期たまたま(若しくは何かやらかして)
吠えられただけで、

今、目の前にいる犬が何かしてくるわけでもないし、
されたからといって
大人のあなたが吠えられただけでは
大きな危害を被るわけでもない。





犬=怖い!
という記憶を、
紐解いて

こういう事があって、怖いと思っていたけど
全ての犬が吠えるわけではない。

何かしなければ噛みつかれる事はない。

と、解釈を緩めてあげること。



そうすると、犬に対しての緊張感が和らぎ
次犬にあっても、以前ほどドギマギしなくて済む。



というように、
歪んだ事実を、今一度見直して 整える。

ことで、生きやすくなるよ(^^)

ということです。






上記は、単純に犬の話でしたが、
それが 父親だったら?
それが 何かで関わった男性だったら?

父親=〇〇
男性=〇〇

という、事実の歪み(以降 思い込み。と言います)

で、今の男性関係、パートナーシップ
に苦労している方は少なくありません。













長くなりましたが、
最後に1つ ある男性Aさんのお話。



こちらも興味ある方はどうぞー。
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この方は、小学生のころ
お父さんが多額の借金を残し
家を出てしまいました。

その後 お母さんは、借金を背負いながら
子育てをすることになり、朝昼晩
働き続けの毎日でした。





Aさんが、私にこの話をしてくれる時、
(何度か話す機会があったので)
毎回出てくるのが、



「いつも母親がいなくて」



というワード。



入学式も卒業式も いなかった。
進路相談の時も いなかった。
怪我をして病院に運ばれた時もいなかった。
家に帰っても いなかった。
寮に入ったあとは、ほとんど学校に来なかった。



周りは、親御さんが何かあるたび周りにいたのに。
と。
寂しい。という言葉を本人は使いませんでしたが
寂しかったんですね。







Aさんの記憶の中では、
幼少期の記憶のお母さんは、

母がいなかった=寂しい

母=寂しい思いをさせた人

寂しい思いをさせる=愛していない




となっていたのでしょう。

寂しい。とい感情に事実が歪められている状態。




そして、母親に愛されていない。
という思い込みは、自己肯定感にとても大きく
影響します。



Aさんは、仕事もバリバリこなしスポーツも
楽しんでいましたが、常に人と比較して
馬鹿にされることを恐れていました。
恐れていたからこそ、頑張れていたような。



だから、いつもどこか苦しそうでした。





記憶の面白いところは、
(面白いというのは不適切かなー笑)



大人になった今
頭の中では、


あの時、お母さんは自分(Aさん)のために
働いていて、だからいつも側にいることが
出来なかった。



というのは、分かっていても




幼少期にこびりついた  
寂しい!
という思いが、
強く強く残っている。
ということです。
(寂しい!苦しい!辛い!悔しい!恥ずかしい!は、最強の感情ワードです。)



だから、いつまで経っても不安感が残る。




母親は、自分を愛していたのか?



という不安が。





この不安って、自分の人生に結構な影響を
与えてくれちゃいます。



この辺の不安感がほぼない人は、
他人からどう思われようと
へっちゃらです。






だから、1度向き合う必要があるのです。


自分の過去と母とに。








えーーー、ウチ特に普通の関係だけどなぁ。
仲良いし。


という方も、
ぶっちゃけ この文章ここまで読んじゃう方なら

何かしら出てきます。笑笑





私もそうでした。
私は、2年前「自分軸」を求めて彷徨っていました笑



アレもコレも引き受ける自分。
あの要求この要求にどうにか応えようとして
ボロボロになっていく自分。


に、「あれ?このままだとヤバイぞ?」
と思えたからです。


私、周りにグワングワン振り回されとるー!
このままでは、折れる!
と思ったからです。



「自分軸」
を求めて、あれこれ調べたりセミナー受けたり
する中で、過去の振り返りをし、
色んなタイミングが、バチっとあい、
過去を振り返り、
色んな思い込みを紐解き、

見えてきた「自分軸」


最初はね、
ワーク自体は楽しいけど、コレ意味あんの?
って思ってました。


ある。
ものすごくある。



でも、
そのワークを、リードする人も大事だし、
そのワークを、やるご自身がどれだけさらけ出せるか
にもよる。




前にやったことあるでー


という方も、
定期的にやってみてほしい。




やるタイミングで、
同じ事実も異なる角度から見えるから。




ということで、
今日は、これにて!

チャオりんこ♪