その壱
父ちゃん おい、筋肉痛ひどいから太ももと腰揉んでくれ。
私 (ドラマ見てるのに)はい、はい。
そして、揉んでいたら手が疲れたので休むと、「お前の揉み方中途半端やねん。揉むんやったらもっと揉んでくれなあかんやん」
え?揉んでくれって頼んだの父ちゃんだよね?
ドラマ見ずに揉んでるのに、それも手が疲れるまで揉んでるのに?
それっておかしくないかい?
その弍
私 父ちゃん、布団たたんでくれるのはありがたいけど、どうやったらこんなぐちゃぐちゃにたためるん?
いつもの私のたたみ方見てるよね?
父ちゃん お前、俺がそんなにきれいにたたむ几帳面やったら、お前がしんどいぞ。
俺が適当やから、お前もやっていけるねんぞ。
え?そうなん?
確かに私は大雑把な性格やけど、これほどではないよ?
こうやって、いつも言葉ではぐらかされてる。
これで喧嘩にならないのは、呑気な私のおかげやでー
ってどっちもどっちな会話やな