読書週間2024-36~38 | 美味しいお酒を呑むために

美味しいお酒を呑むために

美味しいお酒を毎日呑めるように、日々、楽しく頑張って過ごしてます♪

なんだか眠くならないので、夜にどんどん読書がすすみます。

 

2024-36   アンと幸福   著:坂木司

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働く梅本杏子(うめもときょうこ)(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの18歳。
プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?
読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー!
累計100万部突破!「和菓子のアン」シリーズ3年ぶりの最新作、どうぞ召し上がれ。

「和菓子のアン」シリーズ第4弾。

もちろん第1弾からすべて読んでいます。

今回もちょっとずつ成長していくアンちゃんを和菓子と共に楽しめました。

読むたびに思います、「早く映像化して~~~」って思うのだけど、なぜにドラマにならないんだろ?

 

 

 

20204-37  華ざかりの三重奏~テルツェット~ 著・坂井希久子

独身で子供のいない可南子は、もうすぐ還暦を迎える。これまでは仕事一筋に頑張ってきたが、定年退職したあと、どう生きればいいのか途方に暮れている。
そんな中、子育てと介護を終えたかつての友人・芳美から、一緒に暮らさないかと誘われて…。
それぞれ人に言えない悩みを抱える迷える六十歳たちは「人生の問題」にどう向き合うのか?

 

可南子、芳美、香織。突如始まった、60歳を迎えた3人の同居生活。

同年代度しては、興味津々。
大親友だったとは言え他人同士が住むのだから一波乱も二波乱もあるけれど、マンガが大好きという共通の趣味で3人がどんどん活き活きしていく。

 他人がどう思うかではなく、自分が何を愛しく思うかを大切にする覚悟を決めた主人公たちの姿は、清々しく逞しく、眩しい。

でも、私は、正直どんな仲が良くでも、同居は嫌だし、うまいかないと思うのよね。

なので、小説の中だけでもうまくいってほしいし、七十代、八十代と年を重ねていく3人の暮らしぶりも、続編で見てみたいと思うのでした。

 

 

 

2024-38   じゃない方の渡辺  著:桂 望実

渡辺展子はいつも「ついてない」。
親友は学校一の美女“渡辺”久美。同じ苗字の展子は「じゃない方」の渡辺になる。
絵が得意で美術部に入ったのに、奇抜な絵を描く同級生の方が評価される。就職活動では自分だけ内定が取れない。
結婚したら夫の会社が倒産……。いつも満たされなかった展子の人生に、幸せな日々は訪れるのか? 
 
「人生は常にオーディション。選ばれるか、選ばれないか。」と主人公展子は語ります。
読むのに随分と時間がかかってしまった。面白くないわけじゃないのに、展子の性格が私とは合わないので疲れてしまった。
「人と比べたってだめだし、もっと自分を好きにならないと始まらないよ!」と展子に言ってやりたかった(笑)
結局はいろいろ気づいて、そうなったらいいのに!と言う結末に。よかった。
 

 

車で街を走ると、キレイな桜がいっぱいの札幌です。

今年は花見できるのかしら?