読書習慣2024-10~12 | 美味しいお酒を呑むために

美味しいお酒を呑むために

美味しいお酒を毎日呑めるように、日々、楽しく頑張って過ごしてます♪

2024-10   迷犬マジック3  著:山本甲士

謎の黒柴犬「マジック」は、どこかうまくいかなくて〝 人生曇り空〟の人々の前にひょっこり現れる。
●事故でオリンピックへの道を絶たれた男子陸上選手。
●会社の「おやじ病」体質に悩む家電メーカー技術職のアラフォー女性。
●得意なことがなく、すぐ人と比べてしまう小学五年生の女子。
●市民からのクレーム対応が頭痛の種の市役所職員。
みな、なりゆきでマジックの面倒を見ているうちにシンプルだけど大切なことを思い出し、いつの間にか人生が好転する。そう、今そこにある幸せに気づかせてくれる迷犬、それがマジック!
 
大好きな山本甲士さんの迷犬マジックシリーズ。
今回も、マジックのおかげで、みんな幸せになっていく。
病院で読んでいたら、思わず泣けてしまって・・・・危ない危ない。
 
 
2024-11   柊先生の小さなキッチン  著:高森美由紀
彼氏に振られた痛手から、ひどい食欲不振に陥った一葉。
小さな我が家・万福荘のお隣さんとして、柊先生が越してくるまでは……。
偶然の出会いと、心もお腹も癒す先生のごはんに、少しずつ自分を取り戻していく一葉。
一方、万福荘には次々に個性的な住人が引っ越してきて……?
「嘘偽りなきポトフ」「小説家のための角煮」「あつあつプリン」
やさしいメニューが絆を繋ぐ、満腹×万福ストーリー。
『ちゃんと食べて…寝て…そうすれば、当たり前に生きていけます』
 
 
 
続けて第2弾も読む
2024-12   柊先生の小さなキッチン ~雨のち晴れの林檎コンポート~
「マリーさん」からの着信。それは懐かしい一葉の大叔母からの、突然の電話だった。
いつもの居酒屋「南部」で、個性的な万福荘の住人たちとうち解けるマリーさんの姿に一葉が安堵したのも束の間、予期せぬ報せが入って……? 
季節は流れ、柊先生のやさしいメニューが離れた家族をそっと繋ぐ……
あの日の「美味しい」を、もう一度。
盛岡が舞台の、満腹万福ストーリー! おかわり。
 
柊先生は、中学校の家庭科の先生。24歳だった26歳だったかな?
主人公一葉は28歳。一葉は、きゅうちゃんと言うワンコと暮らしてる。
たまたまだったけど、迷犬マジックを読んだ後、すぐにこっちを読んだら、こちらにもワンコが思い切り絡んでくる。
今回は、ワンコにも癒される3冊でした。
柊先生と一葉が一緒に料理を作るのだけど、すべて圧力鍋料理なの。圧力鍋好きの私にぴったりな本だったニヤリ

 

作家の高森美由紀さんは、青森県三戸町生まれ。三戸町在住。

以前に読んだ「山の上のランチタイム」と『山のふもとのブレイクタイム』は、青森が舞台のお話でしたが、今回2冊は、盛岡が舞台なんです。青森出身ってことで東北に強い作家さんなんでしょうね。

北海道出身で北海道が舞台の美味しい小説をよく読むけど、違う地方が舞台のおいしい小説も実に面白い。ケンミンショーの小説バージョンだわ。

高森さんの作品はこれからもチェックしていこうと思うのでした。