読書習慣2024-4~6 | 美味しいお酒を呑むために

美味しいお酒を呑むために

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2024-3   1日10分のしあわせ~NHK 国際放送が選んだ日本の名作~

著:朝井 リョウ, 石田 衣良, 小川 洋子, 角田 光代, 坂木 司, 重松 清,  東 直子,宮下 奈都

全世界で聴かれているNHK WORLD-JAPANのラジオ番組で、17の言語に翻訳して朗読された作品のなかから、朝井リョウ「清水課長の二重線」、石田衣良「旅する本」、小川洋子「あいされすぎた白鳥」、角田光代「鍋セット」、迷子/物件案内「坂木司」、重松清「バスに乗って」、東直子「マッサージ/日記」、宮下奈都「アンデスの声」人気作家8名の短編を収録。
海の向こうに暮らす人々に、私たち日本人の愛すべき姿を細やかに伝えた好編が、オリジナル文庫として登場!
「1日10分のごほうび」「1日10分のぜいたく」に続き「1日10分のしあわせ」を読んだ。
これで、シリーズ3冊読了。
短いストーリーの中で、怖くなったり悲しくなったり嬉しくなったり…特にしあわせになった気はしなかったけど、どの作品も秀逸。
 
 
2024-5   注文の多い料理小説集
著:柚木麻子・伊吹有喜・井上荒野・坂井希久子・中村航・深緑野分・柴田よしき
「料理」をめぐる極上の7つの物語
うまいものは、本気で作ってあるものだよ――
最高級の鮨&ワイン、鮪の山かけと蕗の薹の味噌汁、カリッカリに焼いたベーコンにロシア風ピクルス……おやつに金平糖はいかがですか?
物語の扉をそっと開ければ、今まで味わった事のない世界が広がります。
小説の名手たちが「料理」をテーマに紡いだとびきり美味しいアンソロジー。
【本書登場の逸品たち】
塩むすびと冷たい緑茶
ハルピンのイチゴ水
全粒粉のカンパーニュに具を挟んだサンドイッチ
きときとの富山の海の幸・ゲンゲ汁
生クリームと栗の甘煮のパンとアイスコーヒー
食堂のカレーライスと福神漬
星屑のような白い金平糖
 
7人の小説の名手たちが腕によりをかけて競作したアンソロジー。
「料理」という同じテーマでも、作家さんによってこんなにも小説の味わいが違ってくるものなんだと唸らせられます。
柚木麻子さんの「エルゴと不倫鮨」は、寿司屋好きの私にとっては最高に面白かった。
 
 
 
2024-6 ラストで君は「まさか!」と言う ~素敵なカン違い~ PHP研究所発行

ラストで君は「まさか!」と言う シリーズ。
どうしてこうなった!?
カン違いから巻き起こる「まさか!」の連続。
青春、ホラー、ミステリーなど20作を収録。
人気シリーズ第20弾!
3分で読めるショートストーリーだから、私の場合、地下鉄の中で読むのとかにぴったり。
 
この歳になると、カン違いがけっこう多いが、この小説の20人のカン違いは、私なんかのレベルじゃなく面白くひどい笑い泣き
でもどれも良い方向へのカン違いだから、読むと良い気分。