
スポ少の試合会場から、そのまま拉致され
おじ剣たちの車で熊本へ向かったちゅう兄&ちい兄。
「宮本武蔵旗全国小・中学生剣道大会」
子供たちにとっては、初めて母と離れて他県で試合。
しかも、ホテルは各自、1人部屋。
ちい兄、泣いてないかしら(●´艸`)フ゛ハッ
「いってらっしゃ~い
頑張ってね!!」
笑顔で送り出す母達。。。
でもね、じっと待ってる訳ないじゃん(* ̄m ̄)プッ
各自、夜中の2時に目覚ましをセット。
私の車で、おちびも連れて、3人の母&ちび2人号出発

コーヒーやらおむすびやら、もちろん朝食用のパンもあり、
パジャマのままのちび子もいて。。。
母達、万全の準備でいざ熊本へ。
高速道路を運転できない私は、ひたすら助手席で運転手のヘルプ。
飲み物の蓋開けたり、アメを口に入れてあげたり。
5時間かかって、やっと熊本に着いた。
子供たちは何も知らず、すでに会場でウォーミングアップが済んだところ。
みんなが輪になって座り、開会式までの時間を待っていた。。。
さりげなく近寄り、ビデオを撮りつつ、おじ剣たちに混ざって
「がんばれよ~~~」
と声をかける。
すると。。。数秒間、時間が止まった。
口をポカンと開けてこっちを見つめる師匠。
見事な二度見でうろたえるちい兄。
そして、口々に
「なにしよるん!!なんでここにおるんよ!!」
「来ちゃった
」
「はぁ?アホじゃね?」
きつい言葉とは裏腹に、みんな嬉しそうです(* ̄m ̄)プッ
私がさっそく与えられた仕事は、ちゅう兄の手のひらのキズの手当て。
またもや、この男。試合前に転んで怪我をしていた。
これで3回目???
キズパワーパッド、常に携帯してて良かった( ̄∀ ̄*)
初めての大きな大会。
周りを見渡すと、袴や胴着に刺繍やワッペンがびっしり入った、
見るからに試合慣れした強そうな子たちばかり。
全身紺色の無印良品の我がチーム。
前日のスポ少みたいに、初めから気持ちで負けないでね。
試合はちゅう兄が次鋒、師匠が副将の変則的なオーダー。
いつも大将のちゅう兄を次鋒に持ってくることで、せめて1勝でもって感じ?
ところが。。。
そのちゅう兄が1本負けしてしまった!!(゚ロ゚屮)屮
中堅が取り返したものの、他の3人は引き分け。
代表決定戦となった。
相手が出してきたのは、ちゅう兄の相手だった次鋒。
こっちは中堅の2年生が出た。
延長が続く長い試合。
一瞬こちらの動きが止まったところで、ガッツリ面が入った。
一回戦負けでした。
でも、試合内容はすごく良かったの。
ちっとも気持ちで負けてなかったし、みんな最大限の力を出してた。
午後からは熊本城の観光。
翌日は個人戦です。
夜、みんなホテルで宴会。
と、そこへ。。。
「来ちゃった
」
第2弾。
先鋒と大将で戦った、身長180cmの双子の兄弟の母。
ホントは車で一緒に来る予定だったんだけど、娘が熱出したとかでドタキャン。
ところが、熱が下がった途端、いてもたってもいられず、
新幹線で追いかけてきたらしい。
兄は眉間にしわを寄せ、苦虫をかみつぶした顔で黙々とご飯をかき込む。
弟は、母に頭をなでられ真っ赤に照れながら嬉しそうな顔をしていた。
対象的な反応(* ̄m ̄)プッ
なんだかんだ言っても、男の子ってかーさんが大好きなのね。
きっと今回彼らは、母達の暑苦しいほどの愛を感じたことでしょう