おお兄は少年合唱隊に入ってます。
小学生が本科。中高生は研究科。
入って8年になるので、すっかり先生方からも頼られ、
リーダーとしての役割がいっぱい。
唯一、みんなが頼ってくれる場所がここなのです。
今回、ドイツへ一週間の演奏旅行が決まっており、
当然、班でもリーダーを任され、刀での振り付け、衣装合わせも任されてました。
ところが。。。
「提出物がどの教科もほとんど出されてなく、このままでは
進級させるわけにいきません。」
高校の担任から電話が。。。
ウソでしょ。。。
いや、おお兄ならあり得るが。
「お前が手をかけ過ぎるから、自分のことができんようになるんじゃ。」
おやじに言われて、1年間放置してみた。
。。。放置し過ぎた(T∀T)
春休みに入ってからも補習に行って、課題をこなす。
1年分のノートや課題、たった一週間じゃ無理でしょーーー( ̄∀ ̄;)
でも、今回のお兄は手が震えるほど夜中まで書き続け、最後の一日。
夕方、担任から怒りの電話があった。
「ちょっともう、課題が終わりませんね。
今も、勝手に帰ったみたいだし
とりあえず、明日の進級決定会議の前に僕のとこへ来させてください。」
マジで?あきらめたか?
30分後。帰らないので、メール。
【すぐ電話して】
返事無し。さらに30分後。
【大事な話があるから、早く連絡ちょうだい】
返事無し。電話も留守電。
1時間30分。嫌な予感がしてならない。
進級できなかったら、ドイツもキャンセルになる。
出発は2日後。
思い詰めちゃったのかしら
【まだ、やりようがあるから一緒にやろう
】
返事無し。
心配で涙止まらず。おろおろしながら、下の子たちを稽古へ送る。
泣きながらうろたえてる私に、他の保護者もびっくり。
おお兄が高いビルの屋上に立ってる姿が頭に浮かんでは消える。
【もう、心配で泣きそうなんだけど
早く連絡して】
なんの反応もないおお兄の携帯電話。
いつもなら、すぐに返信が来るのに。。。
いてもたってもいられず、8時近くになって高校へ電話してみた。
すると。。。
いた~~~~~~!!


他の教科の先生につかまって、学校に残って課題をやっていたらしい。
後から担任も気づいたらしいが、私に連絡が来なかった。
午後8時30分、やっと帰ってきたおお兄に思わず抱きつく。
「死んじゃったかと思ったよ~~
心配したよ~~
」
うろたえてる母に動揺しつつも、おお兄。
「大丈夫
病んだり、引き籠ったりはするかもしれんけど、
俺は絶対、死ぬことはないから
」
(:. ゚艸゚.):;’.:‘:ブッ!
慰めてるつもりか?
そして翌日、なんとかぎりぎり提出物クリアして、進級が決まりました。
なので、慌てて荷作り。出発前日のことです。
そして、日曜日。ドイツに向けて、旅立ちました。

ホッとして気が抜けたのか、私は気分不良。
空港から家まで、高速で1時間の距離。
帰りは運転できず、よそのお父さんを借りて運転してもらっちゃいました( ̄∀ ̄;)
その後、発熱。いまも、弱ってます。
やっとお兄の心配事から解放され、すっきりするかと思いきや。
ドイツからUPされる公式ブログ。
画像があったので、一生懸命姿を探すと。。。
マスクしてるじゃん( ̄∀ ̄;)
風邪ひいたのか?
寒いとこだから、しっかり着て行けって言ったのに。
薬は。。。アレルギーのしか持たせなかった。
熱はないのかな?
近くにいても、遠くにいても、心配は尽きませんでした(T∀T)