おば剣日記⑨-②勝敗にこだわる? | 3兄とおちびとおかん。医系男子3人とハーレー乗りの長男とおかんのお話

3兄とおちびとおかん。医系男子3人とハーレー乗りの長男とおかんのお話

ハーレー乗りのおお兄。
臨床工学技士のちゅう兄。
病院薬剤師のちい兄。
国立大医学部のおちび。
4兄弟の成長の日々と子育てが終わった母の人生のつぶやき。

ヤンママ1号と稽古に参加。

ヤンママ1号が、最近の師匠(中1男子)について、ちょっと気になることを言う。

「あいつ、勝ち剣道に走ってるから元に立って相手するの嫌なんだよね。」

ん?どういうことだ?

確かに、今の中学生で唯一、部活も剣道をやりたい為に校区外の学校に通ってる。

そして、その部活の指導者は「勝敗にこだわる道場」の先生。

確かにそこの道場は、試合でも気迫が違う。。。

ライン際だと、あからさまに押し出して反則を取る。

姿勢は崩れても、確実に一本を取る。

そんな剣道になってるってこと? ←見ててもよくわからない( ̄∀ ̄;)

大先生との地稽古。

私の前に、師匠がやってた。

「もう、全然面白くないし! 面打ちしかさせてもらえんかったし。」

あれ?今までこんなこと言う子だったっけ?

「いいじゃん。基本は大事だよ♬( ̄∀ ̄*)」

「あ~!○○さんまでそんなフツーの事言う?

地稽古の時間に、地稽古ができんでどうするん?」


ちょっとイラついてる?なんだかなぁ。。。

そして、しっかり私も面打ちのみ。

私の場合は、いまだにまともに面が打ててないのはわかってるから、ありがたい事なんだけど。。。

続いて、他道場四段の先生。

この先生は小手や胴を外されるので、子供達が怖がって並ばない。

昔、おば剣4号も吹っ飛ばされて、私もビビッてた。

最近、平気になっちゃったんだよね~( ̄∀ ̄*)アハハ ←図太くなった♬

初太刀。

メンが入っちゃった~ヾ(*≧∇≦)〃

「あ~、参りました。」

これは、たまたまだよなぁ。。。

その後は思いっきり、打たれまくりました( ̄∀ ̄;)

そして、稽古後のお話。

大先生。

「今、僕は中学生以上の人にはすべて、地稽古せずに面打ちをさせてます。

それは、大人の先生方も一緒です。

基本の面が打てれば、すべてが打てるようになる。

技は二の次です。」


そのことを師匠に教えてやる。

「基本が大事だって。面ばかり打たされたって言うけど、あんただけじゃないんだよ。」

納得いかない表情の師匠。

「なんだかんだ言ったって、勝ち負けがすべてじゃん。

勝たなきゃ、意味ないじゃん。」


意味ないかぁ。。。洗脳されてるなぁ。。。

確かに、うちの道場はなかなか勝てない。

両極端な考えの先生に挟まれて、混乱してるのかも。

四段の先生のお話。

「いや~、いい面、いただきました。」

いえいえ、そんな。。。( ̄∀ ̄;)

「もっと、面を打つとき腕や身体を伸ばして打つと

遠間からでも入りますよ。

大人は尺がありますからね。

子供相手のときは、そうやると1本取れるんですよ。

そうすると、なめられない。」


。。。なんか、違和感。

うちの先生方は、「姿勢を崩さずに打つ」のを教えられてるし。

子供から1本とったら、なめられないの?

いや、そういう考え方が子供達を遠ざけてる気もするが。

まぁ、わたしがどうこう言うのは生意気なんで、聞くだけにしときました。

私自身は「きれいな剣道」を目指してるから、今の指導で充分なんだけど、

これからどんどん試合に出る子達。

「勝ちたい」気持ちも「勝てない」悔しさもよくわかる。

そこにこだわる師匠の気持ちも。。。