児童作家の思いつき
杉山亮さんの生い立ち
20代は保育士として、保育園と幼稚園で働く
30代はおもちゃ作家としておもちゃを作る
40代は児童書作家として本を書く
50代はストーリーテラーとして、小学校や図書館で物語を語る
そんな
沢山の経験をされてきた杉山さんだけど、
ご本人は仰っています
「ずっと子どもの国の中だ」
やりたいことを、やり続けている、と
でも、だからこそ分かることを
教えてもらうことができました
みんなにも知ってて欲しい
その中から
私が心を掴まれた言葉です
世界の美しさの半分は
雨の中にある。
だから「あいにくの雨」という言い方はやめて晴れの日は晴れを、雨の日は雨を楽しみたい。
それから、こんな言葉も
子ども服は着心地よく、自分で簡単に脱ぎ着できなければいけない。
子どもに求められるのは暑さ寒さに負けない強い体ではない。天候を変えるようなすごい装置を作る頭脳でもない。
暑ければ一枚脱ぎ、寒ければ一枚着ることをその都度当たり前に繰り返し、
地球と折り合いをつけて生きていくしなやかな心だ。
子どもだけでなく大人も楽しめる
長男が3年生の時に
杉山亮さんの
名探偵シリーズを図書館で見つけてから
全種類借りまくって
自分で読んだり
私が読み聞かせしたりしてたけど、
杉山亮さんの本は
斉藤洋さんや「かいけつゾロリ」や
ヨシタケシンスケさんなどの本にも似た、
子どもを楽しませたい!という工夫が
ほんとにスゴイ
私も面白かったです
一緒に謎を解いたりして
名探偵シリーズは、
小3〜6くらいのお子さん
にかなりオススメです
そして、今回の
「児童書作家の思いつき」は
ぜひ、子育てをしている方や
子どもと関わるお仕事をしている方に
読んで欲しい
すぐ読めるのに
言葉が後から後から
じんわり、効いてくる感じですよ