一番時間を割いている趣味は、読書です😊
漫画も含めてね。
とにかく、1か月に10冊の本と、
数えきれない程の漫画を読んでいます。
今日は眼科の検査だったのですが、
待ち時間が2時間とのことで、
3日くらい前から読んでた本を
1冊読み終えました😅
今回読んでいたのは、
先日文庫になったので買った、
辻村深月さんの「琥珀の夏」
辻村さんって、私と年齢が一緒なせいか(40代)
あの時期、光GENJIハマってたよね、とか
あの時期、オウム真理教の事件があったよね、とかいう時期がピッタリ合ってて、
読んでいて、とても懐かしいです。
そして、彼女の物語が素晴らしいのは、
とにかく誰も取りこぼさないこと。
誠実な人を裏切らないこと。
絶対に悪が勝ったりしない。
苦いところから、目を逸らさないし、
嘘ついて、誤魔化して、
うやむやにしたりもしません。
今回の文庫本の解説を書かれていた
桜庭一樹さんは、辻村さんのことを
こう仰っています。
作家はみんな生身の人間で、だから、寿命がある。
たとえばいまから百年後にはもう誰も存在していられないだろう。
でも、作家は小説で、小説は残る。
わたしの想像の中の作家・辻村深月は、百年後の世界でも、ライ麦畑のどこかにひとり静かに隠れている。
どっからともなく現れて、崖の方に走っていく未来の子どもをさっとキャッチするためにだ。
本当にそんな感じです。
崖から絶対に落とさないんです。
必ずさっと救ってくれる。
そんな文章を
いつも辻村さんは書いて下さっています。
もし、本読んでみようかなぁ…という方がいたら、辻村深月さんの本、おすすめですよ👍



