いつも読んでくださり

中2のんびりマイペース長男、
小4早めの反抗期次男と日々頑張っています!
2歳児のことをたくさん考えて、1年間過ごします
今日はダンスをたくさん踊りました
2歳のダンスは可愛すぎて
ニヤニヤしちゃいます
8月は移動することが多く
それはそれは
たくさんの本を読みました
20冊の読書をする宿題のあった次男は
なんとなくパラパラ読んで
すぐに20冊読んだ!と
本の題名を書いていましたが…
ズル〜い
叔父のところに行く時には
凪良ゆうさんの
「流浪の月」の文庫本を持って行きました
少し物悲しい
しっとりとした雰囲気が
今の気持ちにピッタリでした…
凪良ゆうさんの小説が少し物悲しいのは
その生い立ちにあるのかな、と
先日、新聞を読んで知りました
母子家庭で育ちました。
母は仕事の関係などで家にいないことが多く、小学校低学年の頃から料理も洗濯も掃除も、全て一人でやってきました。
小学6年生の時、10日間ほど一人で過ごし、お金も食べ物も底を尽きそうになったことがあります。
「どうしよう」と不安になりましたが、友達に知られたくないという子どもなりの見えやプライドもあって誰にも言えませんでした。
人間ってすごく不思議で、度を越えると、怖さも苦しみもつらさも感じなくなってしまう。感覚が 麻痺していたのだと思います。
担任の先生が異変に気づき、家にまで来て助けてくれました。
母はそのまま帰ってくることはなくその後は、結婚して家を出た10歳上の姉の家や、姉の夫の実家を頼って半年ほど転々としましたがうまくなじめず、児童養護施設で暮らすことになりました。
小学生で10日も1人で過ごした、という
凪良さん
お金も食べ物も
底を尽きそうになるなんて
どんな思いで生きてきたんだろう、
と思います
私の場合は父親が、私が中学の時に鬱病になり
受験生の時は
1年間、親戚の家に
お世話になっていたことがあります
その後も、何度も転校するのが嫌で
高校時代は下宿で1人で暮らしていました
仕送りもあって
ご飯はコンビニや購買で買えたので
食べていたけど
まだ、高校生だったので
寂しさは凄まじかったです
でも、それよりも
ずっとずっと厳しい現実を生きてきた
凪良さん
本が救ってくれた、と語っていました
私もそうでした
お金もない高校時代に
どうやって生きていったらいいのか分からず
心の支えは
図書館の本でした
でも、自分が寂しかったから
そんな子ども達は絶対に作りたくない、と
子どもと関わる仕事がしたいと思ったし
自分の息子達も
転校はさせないし
1人ぼっちにもしない、と
心に誓っています
凪良ゆうさんの本、素敵でした