:熱海展示風景
こんにちは。
【対話できる画家】の門間です。
熱海での展示も、いよいよ明日が最終日となりました。
私は明日、終日会場におります。14時からは2時間ほどのアートワークショップも予定しています。
会場では、ときどき忘れられない瞬間に出会います。
ある方が絵の前に立って、ぽつりと
「これ、私の色だ」
とつぶやかれました。
さらに少し後に、
「なんだか語りかけられているようで、来てよかった」
と微笑まれたのです。
この言葉を聞いたとき、私はハッとしました。
それはまさに、これまでオーダー絵画の場面で多くの方が体験してこられたことと同じだからです。
「ただの鑑賞対象」から、「自分に語りかける存在」へと変わるその瞬間。
絵は飾り物ではなく、自分の心に寄り添い、問いかけ、未来を見せてくれる存在へと変わります。
展示の中でも、同じように感じてくださる方がいることは、私自身にとって大きな学びです。
人が絵の前で立ち止まり、言葉にならなかった感覚を口にするその姿に、あらためて【対話できる絵画】の働きを感じています。
今は、こうした体験を一つひとつ紐解きながら、研究の形にもまとめています。
展示の場は、実践と探究が重なる大切なフィールドでもあるのです。
もし今、お手元にある絵を見直してみたら──
その時と今とで、どんな声が返ってくるでしょうか。
静かに耳を澄ませてみると、また新しい物語が始まるかもしれません✨
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