
前回のミーターズからのつながりで。
ミーターズで活躍していたアート・ネヴィルが
兄弟たち4人と組んだバンド、ネヴィル・ブラザーズです。
今はアーロン・ネヴィルの息子、アイヴァン・ネヴィルも
ツアー・メンバーとして参加してるようです。
このアルバムは明るいサウンドでさわやかな印象。
レゲエっぽくいわゆる頭抜きのベースラインの曲も何曲かあって、
裏のビートが強調されて心地よいです。
厚いコーラスとか、ユニゾンのリフとか、
バンドのキャリアや兄弟の息の合い方が分かります。
とはいえ、シリル・ネヴィルがパーカッショニストではありますが、
ベースとドラムは正式メンバーが担当ではないんですね。
低音やビートがかなり強調されたサウンドなんですが。
このアルバムではニック・ダニエルスⅢという人がベースを弾いていて
ファンキーなレゲエテイストの曲を弾くときの参考になりそうです。
ちなみにこの「Mitakuye Oyasin Oyasin」という変なアルバムタイトル、
ラコタ族(スー族ともいう)というアメリカインディアン部族の言葉らしいです。
意味はたぶん「人類みな兄弟」みたいな。
いらん豆知識ですねー。苦笑