
ジョージ・クリントン率いるP-Funkの中の代表的バンド、パーラメント。
1976年に発表された本作は
マザーシップやらファンケンシュタイン博士やらが登場して、
コミカルなストーリー性をもって
社会の負の部分を風刺したおもしろい作品です。
パーラメントはジェイムズ・ブラウンのファンクを継承しつつ、
シンセサイザーを多用して更なるグルーヴを追求したサウンド。
というのも、JB's出身のベーシスト、ブーツィー・コリンズや
ホーン隊のメイシオ・パーカーやフレッド・ウェズリーが参加。
またキーボーディストのバーニー・ウォレルが
当時最新のシンセサイザーを駆使して
作品をよりドラマチックにしています。
うねるベース、
ファンク臭いホーン、
厚いコーラスワーク、
自由さあふれるシンセサイザー。
それらすべてが混ざり合って混沌としたグルーヴを創って
黒人のアイデンティティが強く打ち出されています。
音を奏でるひとりひとりが
グルーヴの中を縦横無尽に行き来する感じ。
濃いです。
前に一度だけニューヨークを旅行したことがあって、
ハーレムと呼ばれる黒人街を散策しました。
黒人アーティストにとって重要な場所であるアポロシアターには
大きくジョージ・クリントンの写真が。
黒人社会の中で彼の存在はやはり偉大なんだなぁ、と実感。
次回もジョージ・クリントンつながりでいこうかな。
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☆Soupnote情報☆
・来月、北海道でライヴがあります!
◆9/5(Sat)【会場】札幌cube garden
『GOTCHA! ~Fun's Live 2009 Autumn』
OPEN 17:30 / START 18:00
前売¥2,000※別途1drink ¥500必要となります
プレイガイド:チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
主催:AIR-G' FM北海道
企画・制作:GOTCHA!~Fun's Radio~
お問合せ先:ミュージックファン TEL:011-208-7000
八月もまだまだライヴをします。
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