お稽古健忘録 員茶の式

さあ、この健忘録をあげねばなりません。。

めっきり春めいて来た豪寿庵

鯉も良く泳ぐようになりました

お花、石蕗に似たこちらの洋花のようです。

掛軸は豪寿庵のもの。

お干菓子はセンセの軽井沢のお持たせに、

胡桃の砂糖菓子

一番に、薄茶のお稽古をさせて頂きました、

久々の薄茶、濃茶とこんがらがってしまいました。。。

棚、三木町棚

中に薄茶器や仕覆を仕舞います。

薄茶器、輪島塗りの利休中棗

水指、唐津花三島

三木町棚の場合、最後水指にお水を入れる時は

棚から出して入れます。脚が二本の棚の場合はそのまま。

主菓子、センセ作、浮舟と

京都のお持たせの抹茶ケーキ。見た目は似ていますが、和風と洋風で全く違ったお味 やはりセンセの浮舟は絶品です

茶入、萩焼の文琳

茶杓、竹

仕覆、雪花紋様緞子

そして、初めての員茶。かずちゃと読みますが、下の十色香札を使ったお遊び。

札元が読み上げた札と同じ札の人がお茶を飲む、という10人まで行えるシンプルなお遊びです。

折据え、この中に札が入っていて、

客はこの様に広げて札を取ります。

取ったら札の模様を見て右上に置いておく

私は桐でした。

亭主が茶杓を取り上げたら、札元が折据えを交ぜて札を取り読み上げます。

同じ模様の札を持った客がその点てられたお茶を飲む事が出来ます。

これは茶道を組みになって楽しむ七事式のひとつだそう。

お茶を飲んだ後は煙草盆も回り、たまには寛ぎながら学ぼうと言う遊戯的なお稽古なんだとか。

しきたりで一杯の堅苦しいと思われがちな茶道ですが、こんな遊び心のあるお稽古もたまにはするんですね〜。

堅苦しかろうが遊びだろうが、覚える事があり過ぎてこちらはいっぱいいっぱいなんですがね。。笑

それでも大好きな先生と楽しいお弟子仲間で、面白おかしく一歩一歩学ばせて頂いております

次ももう一度員茶をお稽古するんだそうで、前日にはしっかり復習して臨みたいと思います

YUKAKO