【書道入門】独学するなら臨書をしましょう!
今日は、臨書について書きたいと思います。
書を始めるにあたって「臨書」りんしょは、
最もと言っていいほど重要です。
臨書(りんしょ)は、
古典などの本を見本として
真似て書くことですが、
もっと細かく3つにわけることが出来ます。
【形臨】けいりん・・・
字形を真似することに重点を置いて書きます。
字の形と筆の使い方を中心に、
技術面の習得を目的とします。
【意臨】いりん・・・
筆者の気持ちをを汲みとることに
重点を置き、作品が生まれた時代背景や
作者の生き方も考えます。
【背臨】はいりん・・・
手本を記憶して、見ないで書く。
書き方を自分のものにして、
作品作りなどに応用する。
わたしが言う
「独学するならまず臨書をしましょう!」
の臨書は、
「形臨」のことを言っています。
書道師範試験くらいのレベル、
もしくは、大きな書道展に出品する
とかになってくると
「意臨」や「背臨」をする場合も多いですが、
もちろん始めはそこまで考えなくても
いいですね♪
まずは、「形臨」からスタートしましょう。
一般的な書道教室に通うと、
筆の持ち方や、線や点の書き方
などを一通りおけいこしたら、
次は臨書をします。
入会してすぐ臨書という教室も多いです。
わたしは教室を開くまでの20年くらいは、
9割9分 臨書しかしていませんでした。
臨書=書道なんだとずっと思っていました。
それでもさまざまな書体を臨書していくうちに
教科書でも使用されている楷書も
体に染みつきましたし、
書道初心者の人が
「なにこれ?上手なの?下手なの?」
って戸惑うような草書や隷書の楽しさも
わかるようになっていきました。
こんなふうに、臨書を続けていると
色んな道が切り開けるし、
自分の世界も広がっていくのです。
それはボールペンや筆ペンなどの
最初は【形臨】けいりん・・・
字形を真似することに重点を置いて書きます。
字の形やペンの使い方を中心に、技術面の習得していきます。
今の時代、SNSを見れば
たくさんの書家、書道家、ペン字講師がいます。
そしてその中から
自分が好きだと思う字、人柄、雰囲気などで
自分で講師を選択して、
通信講座やオンラインなどで
全国どこにいても字を習うことが出来る時代になりました。
そうなった今は、
ペン字の世界でも
【意臨】いりん・・・筆者の気持ちをを汲みとることに重点を置き、作品が生まれた時代背景や
作者の生き方も考えます。
も重要になってくるかもなぁと感じます。
そうして、最終的には
【背臨】はいりん・・・手本を記憶して、見ないで書く。書き方を自分のものにして、作品作りなどに応用する。
と言った感じに
美しい字の中にも個性を見出し、
自分の字というものが生まれたらいいなと
思います。
わたしは現在、
全国対応のボールペン筆ペンの通信講座や、
地元でのペン字レッスン、出張ペン字講座
また、こども向けの習字教室もしていますが、
嬉しいことに
ブログ、インスタ、YouTubeを見て、
書く字を美しいと言っていただいたり
わたし自身のことも好きだと言っていただいたり
「自分の字」というものが
出来てきたのかなと感じます。
ですので
・字をきれいに書けるようになりたい
・美しい字を目指したい
というかたは最初はもちろん、
真似をするというのがしばらく
続くとは思いますが、
最終的には
レベルアップした「自分の字」というものを目指している
ということを頭に入れて、
あきらめずに頑張ってほしいなと思います。
「書」の世界は、とっっっても幅広く奥が深い。
講師をしている私でさえも、
まだまだまだまだひよこだーーー🐣
上には上がいるし、
やりたいこと沢山あるーーーー♬
と思います。
いずれも、追求していくのは本当に楽しいです。
以上!
臨書についてでした。
おまけ
~独学で『書』を始めるなら~毛筆が楽しそう!というかたは、
まずは古典の臨書を始めましょう!!
「書道入門」系の本を購入すると良いです。
そこから、シリーズ毎に進めていきます。実用的なボールペンや筆ペンがいいなというかたは、
まずは書店で、美文字練習帳を色々見て、
好みの字を見つけたら購入して始めましょう♪
1人ではまず開始という方は、
SNSで好きな書家さんを見つけましょう♪
「美しくて、自分がこうなりたいと憧れる字」を
選ぶのがポイントです♡
実践的な美しい字を学びたい女性におすすめ
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