「おおしまゆかこライフワーク公演2016~生きる望みを、喜びを~」終演その後 | おおしまゆかこ公式ブログ(アーティスト・ボイストレーナー)

「おおしまゆかこライフワーク公演2016~生きる望みを、喜びを~」終演その後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016/6/5のFBより

 

ライフワーク公演から、早いもので1週間。宣伝・販売にご協力くださった方々のお宅に御礼のご挨拶に周り、片付け等も含めて、事後の対応は一段落しました。

 

コンサート前は辛いものを控えていたので、コンサートが終わって、地元のうどん屋さんで、好物の唐味噌煮込みうどんを食べました。

 

また、庭仕事をすると声が出づらくなるので、GWをラストに控えていた庭の手入れも再開。伸び放題の草を鍬で一気に掘り起こしました。

 

この度のコンサートは、今の私にできることを全て盛り込みました。

 

「歌と朗読のコンサート」と題して行ってきた本公演も5回目となり、公演の集大成のつもりで臨みました。同時に、それは33年間の人生の集大成でもあると思っていました。

 

例えるなら、持てる限りの重い石を、池に放り投げた感覚です。公演直後から「今までで一番よかった」という声は多数頂戴しておりましたが、波紋があるような、ないような気がしていました。

 

けれど、御礼のご挨拶の際に、応援してくださった皆さんの声を直接聞き、感想のお手紙が届いて、波紋はちゃんと広がっていったんだなと思えました。

 

最近、お仕事を引退した70代の女性から届いたお手紙です。

 

「感動をありがとう。仕事と家事に追われ、この年になるまで、コンサートなんて思わずに過ごして来ました。・・・今まで、当たり前の様に自由奔放に過ごして来た事を改めて考えさせられました。これからは一歩一歩ゆっくり残りの人生を有意義に過ごし、いい人生だと思える様に生きたいです。・・・貴女の詩を繰り返し思い乍ら、日々を過ごしてゆきます。」

 

当日配布したプログラムに、新作の詩を7つ載せていました。その方は、感動を共有したいと、プログラムをコピーして、お友達に配ってくださったそうです。

 

2012年に開催した「歌と朗読のコンサート~遠きにありて、思ふもの~」の終演後に、涙を流しながら「今まで(歌唱と朗読を)続けてきてくれて、ありがとう」と仰ってくださった80代の女性がいらっしゃいました。

 

その方が、2012年のコンサートと比べて、遥かに良かったと、何から何まで、大絶賛してくださいました。80代後半の方が、4年前のコンサートのことをしっかり記憶してくださっており、その時と比べて、全てが上回っていたと仰ってくださるのです。

 

今回のコンサートは、プログラムに詩を載せるなど、できる限りの工夫はしましたが、内容が重たいかな、詩も難しいかな、伝わるかな、と懸念していた部分もありました。

 

しかし、伝わったんだなあと思えました。

 

記録撮影の音声を聴いたら、プログラムに載せた詩を、私の朗読に合わせて、音読していたお客様の声まで入っていました。

 

「歌と朗読のコンサート」のお客様は、おおしまゆかこの声を聴くのが初めて、かつ、50代~80代の方が大半で、コンサートやライブなどに普段ご縁の少ない方も多いようです。

 

アンケートには「知っている曲をもっと入れたらいい」という感想が必ずあるのですが、今回は、そのような感想が過去最少でした。オリジナルの割合を過去最高にしたにも関わらず、受け入れて貰えたのだなと思えました。

 

また、MCでは、私の人生に何があった、どうだった、という具体的な話は、今までで、一番していないし、そして、やっていることは、歌唱だし、朗読だけれども、歌唱だ、朗読だというふうに受け取られなかったこと、公演=私の人生、と受け取っていただけたことが、一番、嬉しいことでもあります。

 

年に1回、春にやろうと決めて始めたライフワーク公演。抜け殻になっているので、来年、やる意欲はあるのか、何をどうするのか、今は想像できませんが、1年かけて、また考えていきたいと思います。

 

本当にありがとうございました!

 

ほとんどMCはカットしましたが、ダイジェストをユーチューブにアップしましたので、お時間ある時に、ゆっくり聴いてみてください。

 

<前半ダイジェスト>
https://www.youtube.com/watch?v=SabFNpvHVJY

 

<後半ダイジェスト>
https://www.youtube.com/watch?v=y0bZTxusAEI