NG大賞 | おおしまゆかこ公式ブログ(アーティスト・ボイストレーナー)

NG大賞

岐阜で充電したためか、

本日の夜は(もう昨日になってしまいましたね・・・(;^_^A)

「いい声」が出ました。


いつも「いい声」を出せるのが目標ですが、

声は生ものですからね。


一瞬一瞬、変わります。


私の考える「いい声」の定義は

またの機会に書くとして、

「いい声」が出る時には

自分以外の人にも聞かせたくなります。


自分一人で聞いているのが勿体無い

という気分になります。


ただの勘違い野郎だったらすみません(^^ゞ


朗読会で「いい声」が出せるように

きちんとコンディションを整えます!



さて。


本日(昨日)の午前中に

初めて我が父(齢50)に話し方の指導をしました。


仕事上、人前で話す機会が増えたらしく、

前から「教えてほしい」と言われておりました。


人前で話すことに苦手意識があるみたいです。


父は、日常生活では大きな声も出しますし、

カラオケだって大きな声で歌います。

人前だから緊張するというわけでもないようです。


しかし、改まって「話す」という段になると

途端に声が小さくなり、

口も開かず滑舌不明瞭になり、

スピードも速くなり・・・


結局、ポテンシャルはあるのに

どうやって人前で話したらいいのかが

掴めていないのと

諸々をコントロールする術が

身に付いていないのです。



日本は諸外国に比べると

「話す」ことに関心が低いようです。


なんとなく「話す」ことに苦手意識がある方。

素人の方に言われた悪評を信じてしまって

正しく自己評価ができていない方。


そういう方をお見掛けすると

ポテンシャルはあるのに勿体無いなあと思います。


テレビ局のアナウンサーだって

入社時はほとんど素人ですよ。


アナウンスをバリバリにやっていました、

という方は少ない。

皆さん、入社してから身に付けられているのです。


だからポテンシャルのある方は

ちゃんとトレーニングすれば

誰もがアナウンサーばりに話せるようになると

私は思います。


どこまで必要か、どこまで努力できるか

という違いだけで。



では最後に、父のトレーニング風景をお伝えします。



私:「じゃあ、この原稿を読んでみて。」


  【原稿】イエメンを後に・・・


父:「イケメンを後に」


私:「イケメン!(爆笑)」



イエメンをイケメンと間違えるなんて。

しかも、父の口から「イケメン」という言葉が発せられるとは( ´艸`)


父にNG大賞を贈ります(笑)