亡き子をしのぶ歌 | 池山由香ブログ

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Wikipediaより。

『亡き子をしのぶ歌』 (Kindertotenlieder) はグスタフ・マーラーが作曲した声楽とオーケストラのための連作歌曲である。『子供の死の歌』とも訳される。歌詞はフリードリヒ・リュッケルトの同名の詩による。原詩はリュッケルトの作った425篇から成る詩集であり、彼の子供のうち2人が16日の内に相次いで死ぬという悲しい出来事のあった後、1833年から1834年までの間に書かれた。マーラーは425篇から5篇を選び、1901年から1904年にかけて作曲した。

曲集の痛ましさは、彼がこの曲集を書いた4年後に、マーラーがまさに娘マリアを猩紅熱によって4歳で失ったという事実によって増大させられる。彼はグイド・アドラーに書いた手紙の中でこう語っている。「私は自身を、私の子供が死んだと想定して書いたのだ。もし私が本当に私の娘を失ったあとであったなら、私はこれらの歌を書けたはずがない」。


第4曲「よく私は子供らはただ散歩に出かけただけだと考える」
Oft denk ich, sie sind nur ausgegangen!

しばしば、私は考える、子供らはただ散歩に出かけただけだと!
まもなく、家に戻って来ることになるだろう!
今日はうるわしい日だ! おお、何も心配するに及ばないのだ!
子供らはただ遠足に行っているにすぎないのだから

そうとも、子供らはただ散歩に出かけただけなのだ。
きっと今頃は家に戻って来るところだろう
おお、まったく心配する必要もない、今日はうるわしい日なのだ!
子供らは、ただあの高みへ行っているに過ぎないのだ!

子供らは私たちに先んじて散歩に行っているだけ。
そして、二度と家を恋しく思わないのだろう!
私たちは子供らに追いつく、あの太陽の輝く高みの上で!
あの高みの上では、一日がうるわしいのだ!



    

シンシンとリーリーの赤ちゃんは散歩に行ってしまいました。
でも来年の今頃に帰ってくると思います。


27年前の上野の「初初(チュチュ)」は48時間。
4年前の神戸のタンタンとコウコウの間の赤ちゃんパンダは3日間でした。



珍しいことではありません。




でも、

24時間体制で管理していた動物園の方々の
お気持ちを考えると気の毒でなりません…

昨年はお見合いに失敗して、
その代わり今年はすべてがうまく行った・・・かと思ったけども。

こんなことがあると、期待したり、
気持ちを膨らませたりするのが怖くなるよね。


    

ズーネットより

上野動物園で、2012年7月5日に生まれたジャイアントパンダ「シンシン」の子どもが、本日7月11日に死亡しました。

死亡確認日 2012年7月11日 午前8時30分

死因  肺炎

経緯
 昨日(7月10日)15時30分、親子を一緒にしました。その後夜間もそのままにし、観察を続けていました。7月11日午前6時45分には子どもの鳴き声を確認しています。

 7時30分、子どもがシンシンのお腹の上であおむけの姿勢になっていたため、取り上げたところ、心肺停止状態にあったため保育器に収容しました。心臓マッサージ等の処置を施しましたが、残念ながら8時30分に死亡を確認しました。

 上野動物園では、園内に献花台を設置いたします。また、メッセージを書いていただく用紙も準備いたします。

期間 2012年7月12日(木)~7月25日(水)
場所 上野動物園東園「五重塔」前



記者会見より
「動物園の職員らは記者会見で、ジャイアントパンダの赤ちゃんの約6~7割は生後1週間で死ぬ、と明らかにした。職員らによると、中国から来日中のパンダの 専門家の1人は、中国でも同じことがよく起こると話していた。この専門家は赤ちゃんが発見されたときにその場に居合わせたという。」

    


まさかの東京文化会館公演前日まで。。
一度行かなきゃ。

赤ちゃんの名前は何になるのかなあ。

万が一今回のような事態になったとき、
初初に並ぶ良い名前は考え付かないだろうなあって
小学生の時から思ってた。



まだ、「また来年」って言うには早いけど、

でも、シンシンとリーリーは若夫婦です!!


シンシンとリーリーは
7歳と8歳で第一子

27年前のホァンホァンとフェイフェイは
13歳と18歳で第一子。のちに2頭生まれた


なので!

未来があります!!


元気な姿のシンシンとリーリーにまた会いたいです


みんなみんなおつかれさま