“意味深発言”を機に市場の潮目は完全に変わった。日銀の黒田東彦総裁は先週10日、「さらなる円安はありそうにない」と発言。その直後、ドル円相場は約2円も円高に振れ、株価は大幅下落した。

「黒田発言で市場は冷え込んでしまった。タイミングが最悪でした。何しろ今週は暴落を招きかねないイベントが目白押しです。2万円割れを覚悟する必要がある」(市場関係者)

 日経平均は16日も続落し、前日比129円安の2万257円で引けた。5月19日から約1カ月キープしている2万円台(終値)に黄信号がともっているのだ。

「16日と17日に米FOMCが開かれます。金融政策を決める重要な会議ですが、会議終了後の会見(日本時間18日早朝)でイエレン議長は利上げに関するコメントを出すでしょう。利上げは株式市場にとってマイナス材料なので、NYダウは200~300ドル下落して不思議はない。日本株も、このタイミングで2万円割れがあるかもしれません」(ちばぎん証券の安藤富士男アナリスト)

 18日(木)の日本市場は要警戒だが、もっと危険なのは翌19日(金)だ。

 18日と19日に日銀の金融政策決定会合があり、19日昼ごろには、政策決定会合の中身が漏れてくる。黒田総裁が株高につながるような追加緩和策を打ち出さず、「現状維持」だったら、市場は失望売り一色となりかねない。

「日経平均が年初来高値から5%下落となる1万9622円を下回ると危ない。5%の下げは、その先の株価を占う分岐点だからです。市場は暴落を警戒するようになり、悪材料ばかりに目が向く。韓国で感染が拡大しているMERSの日本上陸や、ギリシャのデフォルト、南沙諸島の緊迫化など、市場を揺るがす要因はいくつもあるだけに心配です」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 NY市場では11日に暴落の前兆とされる不吉なサイン「ヒンデンブルグ・オーメン」がチャート上に出現した。暴落に備えたほうがいい。

参考URL:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160826
 黒田日銀が導入した量的緩和政策による急激な円安が、庶民を苦しめている――東短リサーチ・チーフエコノミストの加藤出氏の調査で、その事実が裏付けられた。加藤氏がまとめたリポート「円安が殺ぐ消費マインドの改善」の内容は衝撃的だ。

 内閣府が毎月発表する消費者態度指数(数値が大きいほど消費マインドが楽観的)をもとにした調査では、日銀の量的緩和が始まった2013年4月からの2年間で、低所得者層の消費マインドの悪化が高所得者層に比べ顕著だというのだ。

 年収「950万~1200万円」の高所得者層は13年4月時点で49・0ポイントだったが、15年4月には47.6ポイントと1.4ポイント悪化した。それに対し、年収「300万円以下」の層は同じ時期に41.8ポイントから37.7ポイントと4.1ポイントも低下した。悪化幅は約3倍もの開きがある。

 ■低所得者ほど物価高心配

 それだけじゃない。低所得者層は高所得者層よりも、将来の物価高を不安視する傾向が強いという。1年後に5%以上のインフレを予想する割合は、年収「950万~1200万円」の層で16.5%(13年4月)から23.2%(15年4月)と6・7ポイント増加だった。一方、年収「300万円以下」は、20.5%から33.2%と実に12.7ポイントも増えているのだ。年収300万円以下の低所得者層は3人に1人が物価高を心配しているということだ。

 そもそも、黒田日銀は量的緩和の実施で国民のインフレ予想を高め、消費を活性化。企業業績を向上させ、賃金増につなげる狙いだった。ところが、結果は真逆。低所得者層は消費を抑え、将来の物価高を懸念し、財布のヒモはガチガチだ。

「年収300万円以下の層には、年金だけで生活する高齢者が多く含まれているとみられます。彼らにとって、消費税増税と年金の目減りが大きな痛手になり、消費マインドを低下させたのでしょう。円安の恩恵で賃金が上がったのは大手製造業の社員がメーン。中小零細で働く方は、まだまだ賃上げをイメージできる状況になく、将来を不安視しているのです。今後も量的緩和策が続けば、中低所得者層はより一層、困窮していくのではないでしょうか」(加藤出氏)

 黒田は自らの失敗を早く認めたらどうか。

参考URL:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160760


黒塗り批判が世界的な注目を浴びている。こういう場合、隠れるよりは逆手に取って、国際的な場に堂々と晒して行く方が効果的である。米国のディキシー文化や戦前の米国のノスタルジーをカバーした曲を取り入れる事で、世界、特に米国では歴史的な価値として受け止められる。そういった事を差別的な意図が見えるものを、隠して逃げる姿勢は日本では通じても世界的には守るより攻める方が効果的であるし、今後世界展開して行く上で、ももクロという存在の分岐点になる重要な位置を占めている。くれぐれもスターダスト芸能三部はマネージメントを誤らないで頂きたいものだ。