お義母さんを想う旦那さんの気持ち…その2… | アラフィフぶうこの日々いろいろ

アラフィフぶうこの日々いろいろ

日々の中で感じたこと、おもしろかったことなど日記がわりにゆるゆると。

あたしのばかっ!

 

昨日の続き…

『お義母さんを想う旦那さんの気持ち…その1…』様子は聞いていたけれど お義母さんが脳梗塞の影響で要介護5になってしまって3か月が過ぎた お世話になっている病院の面会が1人の患者につき週に1度15分2人まで…リンクameblo.jp


あたしが泣いてどうするっ!!プンプン

一番せつないのは旦那さんのはず…ショボーン

 

旦那さんが離したお義母さんの左手を

もう一度そっと

でもぎゅっと握ってから

帰りのエレベーターに乗り込んだ

 

一番泣きたいであろう旦那さんに

泣いてることがバレたくない

 

エレベーターのドアが開き

先に歩き出した旦那さんの背中に

 

「トイレ寄ってから行くね」

 

マスクしてて良かった…

 

涙と鼻水で大騒ぎのマスクの中を

とりあえず整えて

大きく息を吸って

 

しっかりしろっ!あたし…プンプン

 

平静を装って旦那さんの待つ車の助手席へ

 

『今日は調子の悪い日だったな…』

 

「お風呂の後だし疲れちゃってたかもね」

 

涙を我慢して返事をしたものの

何も言葉は交わせなかったけど

別れ際にぎゅっと握り返してくれた

お義母さんの手の感触が思い出された途端

 

…だめだ…

 

3ヵ月前までは

持っていくお義母さんの好きなおやつを

おいしいっ照れて食べながら

面会時間めいっぱいおしゃべりしていた

お義母さんの変わりようと

 

元気なころはあんなに衝突してた

素直でない似たもの親子

不器用にお義母さんを想う

旦那さんの気持ちを想うと

映画の予告だけで泣けるほど

涙腺ゆるゆるな上に

泣くのをがまんする方法を知らないあたしが

涙を止めれるわけがない…

 

「…ごめん」

 

旦那さんの隣の助手席で泣いた…

 

汗拭きボディーシートで顔を拭きだした

旦那さんが視界の隅に入る

多分…泣いてる

 

 

『面会帰りって俺は気持ちが落ちるんだけど

 今日みたいにかあちゃんの調子が悪い日も

 姉貴は“次が楽しみだ”って言うんだよ

 次は今日より良くなるはずだって照れ

 

「お義姉ちゃんの

 静かなポジティブさに助けられてるねおねがい

 

…ありがとうお義姉ちゃん…

 

頼れるお義姉ちゃんの話や

次にお世話になる施設についての話

誰もが迎える最後の時

ぴんころで逝くために健康でいなきゃねって

色々と話しているうちに涙も落ち着いた

 

『よぉし

 たまには肉でも食って帰ろっか!』

 

「うんっ!栄養つけて

 また明日から頑張らねばだねっおねがい

 

忙しい日常に気持ちを向けることで

さみしさを紛らわす

お義母さんのお見舞いからの帰り道