息子よぉ~!起きろ~!!
息子が帰省中の平日は
昼間自由になる足が欲しいがために
あたしの会社への送迎係を買って出る
今年26歳のひとり息子
…そうすればあたしの車は昼間自由に使えるから…ね
ってことは
あたしが家を出る時間までに
息子を起こさねばならないっ
1階の階段下から2階の息子の部屋に向かって
「うぉ~いっ!息子~!朝だよぉ~!!」
…なんか…懐かしい…
高校時代はちっとも起きてこなくて
出勤前の忙しい時間にイライラしながら
1階と2階を何度も往復したっけ
1人暮らしなんて
絶対できないじゃんって心配したけど…
なんのなんの
何とかなるもんだ
お互いの最近の様子をおしゃべりしながらの
会社までの片道30分
いつもならねむねむのいやいやの30分も
今日は楽しくあっという間
朝の楽しい勢いそのままに
今日は珍しく1日ごりごりと仕事をし
待ってました定時のチャイム
お迎えの息子の車で無事合流
ちょっと買い忘れの買い物のために
おいしい焼き芋を売っている
いつものスーパーに寄ってもらった🚗
一緒にお店に入ってかごを持てば
息子があたしの持ったかごを
スッと持ってくれる
セルフレジに行けば
てきぱきとお会計まで…支払いはあたし…終わらせ
買った荷物を持とうとすれば
先にスッと持ってくれちゃう
途中で寄った実家で
おかずをいくつかもらって帰ろうとすれば
手の塞がったあたしのために
車のドアをスッと開けてくれる
旦那さんと2人の普段では
見るからに重そうな荷物を持てば
『もってやるか?』の旦那さん
気にしてくれてるのは感じてるけど
スッとさりげなくってのは
昭和な旦那さんには難しいの
「なんか…
普段こんなに女子扱いされたことないから
むずむずするっ」
『なんだそりゃ』
あのちっこくって可愛かった息子がね…
笑いながら息子の運転で家に向かう帰り道