最近私のFacebookで話題になってるかさこさんの記事に「ママ起業」に関するものがあります。

「ママプチ起業ブームに思う。仕事も育児も両立とかいって中途半端な共倒れにならないために」

「ママをアピールするならアピールすべき仕事の人がやれって話~ママ起業家(続)」



書かれている内容は、至極ごもっともだと思い拝読しました。

しかし「ママ起業」ブームであることは事実。良くも悪くも、それに乗っかっちゃうのもアリかなと思っています。

昔からデザイナーが子ども産んで会社辞めてフリーに転向はよくあったけど、起業家マインドがないと仕事獲得は難しいですからね。


特に起業に限らず、働くママであることを公表したほうがいい理由を、うさくま堂目線で上げてみます。



【1】厄介なクライアントを避ける

私の本音は「フリーランスより会社員に戻りたい」だ。
でも、フリーランスを選んだのは、子どもがいるため遅くまで残業ができない。

他の業種はわからないけど、デザインに関わる仕事は残業がつきもの。入稿までの数日は毎日終電なんてザラである。

その時間をコントロールするためには、原則深夜早朝や休日の仕事はご遠慮している。

もちろん、急な案件や日程的に無理をすることもあるけど、あくまでもそれがイレギュラーであり、通常は平日日中の稼働を軸にしているのだ。

子どもがいることを公表しているためか、無茶な依頼は殆どない。

あってもそれはイレギュラーな対応であることをご理解いただけている。



【2】突発的な子どもの理由に対応させる

デザインの仕事の場合、その案件の予定さえ守られていれば、日中に作業しようが夜間であろうが関係ない。

【1】で記載している通り、あらかじめ平日の日中を稼働のベースにしているため、もし日中、保育園から急遽帰ってきた息子が家にいても、夫が帰ってきた夜間や休日に対応ができる。

スケジュールの動きは常に前倒し気味にしていれば、ほぼ予定通りに動ける。

それでも、打ち合わせと重なった時は…「スカイプにする」「同行させる」「来てもらう」「日程を変更する」等の相談に乗っていただくが、実際には打ち合わせは夫が休みの日に多めにいれていたことや、スカイプや電話が多いため、この半年間は変更等のお願いはない。

また、突発ではない行事(保育園関係)等での予定組みを、クライアントに理解してもらいやすい。



【3】クライアントに「個人事業主」「女性」が多い

子育てや子どもに関する仕事ではないが、いわゆる「ママ起業家」がクライアントであったり、クライアントのサービスが「子育て」「女性」「こども」がターゲットになっていることが多い。

そうでなくても、クライアントのお客様は30代以降の女性が多いのだ。

また、直接仕事にはつながらないが、3歳の息子と3つの地域と生活し、その中で待機児童にならず4つ目の保育園へ通わせている。

「保活」「家事・育児と仕事のバランス」のようなことも記事にしていき、自分自身の棚卸しを行うと同時に、同じように子育て中の方が再就職する時のヒントになれたら嬉しい。



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うーーん、読み返すと店舗経営だと難しいので、別の対応が必要なことも多々あり、比較的時間に融通がきく仕事だったり、夫が家事や育児にとても協力的だったりすることで成り立っているかもしれませんが…

【参考】過去の記事
・ママ起業が「ままごと起業」で失敗する4つの行動
・ママ起業が成功するたったひとつの心がけ

こちらに書いたことのほうが、本当は大事かもしれませんね。


余談ですが…先日記事にしている「ママ起業家大学」仙台校の講義で、私個人はFacebookに子どものことをよく書いていることを指摘され、やめるように言われましたが(同時にミッフィーの写真もやめろと言われた)…やめたくないので続けていますが、デメリットは今のところはありません。

今後、個人事業主ではなく、企業がクライアントになった時の接し方は変わってくるかと思います。大々的にアピールはしないけど、あえて隠すこともしないつもりです。



強いて言えば、どう見ても「ママ」ってツラがまえではないので、「ママ」という呼ばれ方が気持ち悪いかもです(苦笑)

息子にも「かあちゃん」と呼ばせています。




「起業家の想いをカタチに」うさくま堂デザイン 竹村 由佳

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