女性起業家の欲張りをデザインの力でかなえます! うさくま堂デザイン竹村由佳です。
仙台チラシ広告 反応がないのはどうして(目的編)はこちら
仙台チラシ広告 反応がないのはどうして(内容編)はこちら
デザイナーですから、デザインの視点でも考えてみたいと思います。
《前提として…誰が作ったのかは、あまり問題ではない》
大手企業(特に最近見た中では「タマホーム」「資生堂」「七十七銀行」の広告や手法が逸品!)のように、制作会社が作成し新聞に折り込まれているものは、マーケティングをしっかりと考えデザインされ、印刷にまでこだわったものがあります。
が、個人や中小企業でそこまでできない場合、手描きでコピーであってもツボをおさえてさえいれば効果は出せる筈です。
(目的編)(内容編)にあることを、如何にていねいにチラシに落とすか…できまります。
《目的意識を持って、内容が伝わるための優先順位》
情報を整理して優先順をつけたならば、それを明確に表現します。
紙面の中で「大きな差」をつけます。
差のつけ方でわかりやすいのは、文字や画像の大きさ・太さ、色、かたち等。これが中途半端では伝わりにくいものになります。
新聞折り込みならばチラシの束から、ラックに置くならば設置場所から、人はせいぜい1秒しか見ません。
その1秒で伝えたいことを伝え、さらに手にとってしっかりと見てもらうために、このメリハリはとても大事です。
メリハリとバランスを考えて作られたものであれば、デザイナーに依頼するまでもなく、手描きでコピーしたものであっても伝わる筈です。
一発で何が書いてあるのかが分かるデザインと内容であるかを、繰り返し見直して修正していきましょう。
《想定するお客様の雰囲気とチラシの雰囲気が合っているのか》
高級志向なサービスや商品なのにチラシの雰囲気がギャルっぽい、子どもをターゲットにしているのに落ち着いている、冬に向けての商品なのにチラシのテイストが春夏…あまりに離れてしまっていませんか?
明らかにお客様は青が好きなのに、私は赤が好きだから…これでは見てもらえません。
流行に流されすぎてもいけませんが、ある程度の意識はあったほうがいいですね。
どうしてチラシの反応がないのか…通販のDM(ダイレクトメール)を中心に作っていた頃は、トライ&エラーの繰り返しと、テストの繰り返しでもありました。
クライアントさんのお客様の声を拾いながら、クライアント目線やデザイナー目線ではなく、あくまでも「お客様目線」その商品を買う人は何を考えているのか、どうすれば買う気になるのか…常に変化するその意識を忘れないよう、自戒の意味も込めてブログにまとめました。
参考になることがあれば、幸いです。