こんにちは!元宝塚歌劇団男役・アントレジェンヌプロデューサーの

くれ ゆか(芸名:潮和歌)です!


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在野精神✨

私が宝塚を退団した後に
入学した学舎では

「在野精神」(ザイヤセイシン)

という言葉が在り方の指標みたいに
掲げられれていて

当初、元男役的に

・やさぐれた感じ?
・アウトロー的な・・・
・バンカラ・・・

みたいな
イメージが浮かび上がりました

今思うと何だそれ、
役づくりちゃうやん!と
自分へのツッコミ笑
 
でもそういうキャラクターの
学生もたくさんいる
ユニークな学校だったので

間違えではなかったかもですが・・・笑
 
 
 
 
その後に
「ジャーナリズムの技法」
というゼミに志願して入りまして

そこでの学びから
少しずつこの標語について
落とし込んでいったんですね
 
  
 
ゼミで学んだのは
小手先の技法ではなく
ほぼ哲学でした

「物事は見る人の視点から矛盾が起きる」
「相反する考えが必ずある」
ということを踏まえ

「どこに着目するべきか」
「どうやって考えを整理し、何を判断基準とするか」
など
あらゆる行動にとって
大事なことを学ばせていただきました
 
 
 
だから今
ステージに立つ時も
自分が主役であるという意識

伝えたいことを伝える強さ
エネルギーを発するとともに

いつもお客様の思いや願い
何を見たいのか感じたいのか

それを空間の中で
どう融合できるか

というのを想像し尽くすようになった
 
 
 
私が今
自分自身に活用している
在野精神とは

・外側から見る
・批判的に考える

という端的なものではなくて

・しなやかに強く
・広い視点、反対側からの視点を想像し
・自分を客観的に見て
・多数の思いを捉えながら
・ありたい姿を貫く

ということかな
 
 
 
だから時に
人から見て、それは
厳しさに映ることがあると思う

そんな私を

「鬼プロデューサー」

と笑顔で揶揄しながら
ついてきてくれる
麗人出演者メンバーたちがいる

本当にありがたい💖
 
 
 
きっと、彼女たちも
舞台出演に向かい
仲間たちとの切磋琢磨の中で
そんなことを
学んでくれているのだと思う
 

 
 
タカラジェンヌから転身して
大学でジャーナリズムをかじって
ジャーナリストにはならなかったけど笑

学びや経験はすべてに生きています

そしてステージに立つ人ととして
17年かけて回帰した
 
 
 
在団中に学んだ大切なことが
染み付いている

やっぱり私はタカラジェンヌだ!
と思うとともに

あの時とはまた違った
いろいろと見える景色がある
 
 
 
人生はすべて学びです✨✨

そして舞台は心と体を
使い尽くして

たくさんのことが学べる
最高の場所だと思います✨✨
 
 
 
 
ふと懐かしい言葉を思い出した朝に。

本番まであと4日‼️
 
 
 
 

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アントレジェンヌプロデューサー

くれ ゆか

(元宝塚歌劇団 男役 潮 和歌)

 

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